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40代からでも遅くない! 渡辺謙も取り入れた英語学習方法「ドラマメソッド」とは?
英語が話せる有名人の1人として、渡辺謙は今やその代表とも言えるだろう。彼が英語の勉強を始めたきっかけは2003年の映画「ラストサムライ」である。それまで全く英語とは無縁だったそうだ。つまり彼は40歳を過ぎて、ゼロから英会話を学び始めたことになる。
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現在彼の英語力はかなりのものであり、YouTubeなどで彼の英語を聞くことができる。そんな渡辺謙が取り入れた英語学習方法が「ドラマメソッド」である。どのような学習方法なのか、なぜ効果的なのかについて解説していこう。
■ドラマメソッドとは?
ドラマメソッド (モデル・ランゲージ・スタジオ MLSの登録商標) とは、簡単に言えば「英語劇」のことである。実は演じることは英会話の学習において非常に有効だ。ではなぜ、演じることが英会話に有効なのか。その理由は2つあると考える。
■ドラマメソッドが有効な理由その1
通常英語の学習と言えば「話す・聞く・読む・書く」の4つが挙げられる。しかし演じることはそれ以外にも「会話のリズム・フレーズのニュアンス・トーン」などより多くのことを学ぶのに効果的である。実際に日常生活でも自宅、会社、友人と過ごす時など、時と場合に応じて話し方は変えているのではないだろうか。
換言すれば、それぞれの状況に応じて違う自分を演じているとも言える。ドラマメソッドは、まさにその感覚でより実用的な英語を学べる。
■ドラマメソッドが有効な理由その2
英語学習の初期段階において、英語脳をつくることは重要な要素である。そして演じることが頭を英語脳とすることに非常に有効なのだ。欧米人になったつもりで、喋りながら身振り手振りで表現することで頭を英語脳にするのだ。
よく日本人よりも日本人らしい振る舞いをする、日本語が流暢な外国人を見かけることはないだろうか。彼らは喋り方や振る舞いなどを日本人らしくする (演じる) ことで、頭を日本語脳に切り替えているのである。母国語以外の言語を話す人が、「話す言語によってキャラクターが変わる」と語るのは、これが理由であると言えるだろう。
ドラマメソッドを体験するには、MLSのプログラムを受講する必要があるが、そのコンセプトを取り入れて自宅でも実践する方法がある。それは好きな映画やドラマのキャラクターを演じる方法だ。
気に入ったシーンを選んで、セリフを覚えて何度も練習する。できれば、喋るトーンやリズムまでとにかくそのキャラクターになりきってみよう。
それを続けていれば驚くほど英語が身に付いているのに気付くだろう。もしくはそれ以上に演じることにハマっているかもしれない。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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