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今こそ受験したい英検、公式サイト「英ナビ!」で対策
現在TOEICの申し込みは先着順となり、申し込みづらい状況だ。春にTOEICの試験が中止となったことで、申し込みが殺到している。この機会に英検受験を目指すのはどうだろうか。英検は単語力がいるため敬遠するビジネスパーソンもいるかもしれないが、頻出単語と文法を地道に学習すれば、結果がでやすい。
単語力を身につければ、新聞、ニュース、映画などの理解力が一段と上がる。また英検は会場数が多く、身近な会場で受験しやすいことがメリットだ。英検の特徴や英検運営元が提供する「英ナビ!」サイトでの英語学習について紹介する。
■英検の特徴と問題
1次試験は筆記とリスニング、2次試験では面接を行う。2016年からライティングも実施している。詳細な採点基準や注意点はホームページに記載されているので、確認してほしい。ライティングの配点は高いため、事前対策をしておきたい。
英検の問題はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの技能すべてをバランスよく評価する。リーディングでは英単語力が必要なため、級別のよくでる単語学習が重要だ。英文法も問題を解くカギとなるため、過去問題集を何度も解くことは欠かせない。間違えた問題はわかるまで繰り返すことが大切だ。
■英検各レベルの特徴
準2級は、高校中級のレベル。筆記75分、リスニング25分。ライティングでは問題の答えを書く形式。ライティングは16点満点。
2級は高校卒業のレベル。ビジネスの履歴書においても、英語力の証明となる。ライティングは指定トピックについて英語で書く。筆記85分、リスニング25分。
準1級は大学中級のレベル。実際のビジネスの場で使える英語力。ライティングは指定トピックについて英語で書く。筆記90分、リスニング30分。
1級は大学上級のレベル。世界で活躍できる英語力。英検最難関の試験。ライティングは指定トピックについて英語で書く。筆記100分、リスニング35分。
■「英ナビ!」の特徴
英ナビとは、日本英語検定協会の運営する英語学習サイトだ。英検の申し込みと英語学習の両方ができる。英語ライティングの自動添削コーナーは英作文対策に便利だろう。無料、有料で利用できる。
「英検級かんたん測定」では15分ほどで気軽にレベル判定ができる。結果は単熟語と文法にわけて評価されるので、学習の計画に有益である。他にも英検の申し込みや、辞書、学習情報を見るなど、便利なサイトである。
2020年英検の第2回検定は10月11日(日)、申し込みは7月24日までである。試験を目標にして英語学習に弾みをつけてはいかがだろうか。(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る)
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