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鉄道・航空各社、コロナ対応で株主優待・マイルなどの期限を延長
●コロナウイルス感染拡大で特別対応
JR東日本は、同社が発行している株主優待券の期限について、2020年5月31日までのものについては、2021年5月31日まで1年間延長させると発表した。新型コロナウイルスが全国に広がっており、移動自粛などの要請が出ている中、株主優待券を期限までに利用できず、期限切れになることを防止する。
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同様の対応は、JR西日本やJR東海などの各社が行っており、鉄道会社が発行する株主優待券については1年間の有効期限延長となる。
●航空各社も対応を実施
鉄道系各社の株主優待券だけでなく、航空会社の発行している株主優待券についても期限の延長が発表されている。ANAは同社が発行している株主優待券について、2020年5月末が期限になっているものについては、6カ月延長すると発表した。他の国内各社でも概ね同じような対応となっている。鉄道会社とは有効期限の延長期間が異なるので、注意が必要である。
●航空各社ではマイルも延長の対象に
航空会社では、飛行機の利用やクレジットカードの利用で貯めることができるマイルがある。このマイルについては3年間という期限が設定されているものの、延長が行われる。
ANAでは2021年2月末までに有効期限を迎える全てのマイルに対して、2021年3月末までの延長を行う。ただし、有効期限を迎えたマイルについてはいったん失効となった後で再度付与されるシステムが採用される。また、マイル加算によって付与されるステータスも1年間延長される。
●最新の情報に注意
株主優待券やマイル、各種回数券の取り扱いについては、随時情報が発表されている。今後のコロナウイルスの蔓延や利用者の動向によっては取り扱いが大きく変わる可能性がある。そのため、交通系の株主優待券に限らず、期限が設定されている金券類については、どのような取り扱いになるのか発行元に確認して使うことが、大切になる。(記事:speedbird・記事一覧を見る)
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