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コロナショックにも負けない「通信株」が凄い!
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■「通信株」は国内屈指のディフェンシブ銘柄!
ディフェンシブ関連銘柄とは、一般的に「景気の変動を受けにくい」「不景気でも業績が安定している」銘柄のことを指す。
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ではディフェンシブ関連銘柄という単語から想定してみてほしい。どのような業種がディフェンシブ銘柄であると思うだろうか?
恐らく大多数の人は「電力」「ガス」「鉄道」「生活必需品」などの業種をディフェンシブ銘柄として想像するのではないだろうか。
確かに上記の業種は、どんなに不況でも需要の無くならない、生活に必須な製品やサービスを提供しており、ディフェンシブ銘柄であることに間違いはない。
しかし「通信株」もまた景気変動に左右されにくいディフェンシブ銘柄である。
特に「通信株」の代表であるNTTドコモ、KDDIは3月の1カ月間において日経平均株価を上回るパフォーマンスを挙げており、現在のような不安定な相場においても強さを発揮しているのだ。
■なぜ通信業はディフェンシブ銘柄になり得るのか?
ところでなぜ「通信株」はディフェンシブ銘柄になり得るのか?その理由は以下の3点である。
(1)スマートフォンと通信という必要不可欠なインフラを提供している
(2)参入障壁の高い独占事業である
(3)売上の大半が国内事業である
今やスマートフォンを所持していない人の方が珍しいほど生活に浸透しており、また通信業は独占事業に近しく、容易に参入できる業種ではない。さらに国内事業を基盤としており、外部からの影響を受けにくい内需株でもある。
このような理由から「通信株」は相場が軟調の際に買いが入りやすい特徴がある。
コロナウイルス感染拡大によって外出自粛が促される中、通信需要はますます高まる傾向にある。NTTドコモやKDDIはまさに現在のような不安定な相場に適したディフェンシブ銘柄である。
■この1カ月でNTTドコモ、KDDIはどれだけ上昇したか?
ではNTTドコモとKDDIの株価が、この1カ月間(3月2日~3月31日)でどれだけ上昇したのだろうか。NTTドコモは約17%の上昇(2,947円⇒3,377円)、KDDIは約4.5%の上昇(3,051円⇒3,190円)となっている。
一方で日経平均株価は約11.4%下落(21,344.08円⇒18,917.01円)となっている。市場全体が大きく株価を下げた中、NTTドコモとKDDIのパフォーマンスが傑出していると言えるだろう。
このことから、上記2銘柄が現在のように乱高下する相場においても、一定の強さを発揮していることがよくお分かりいただけるであろう。
■さいごに
コロナウイルスの感染拡大、その収束時期は未だに不透明である。そのような状況下でも需要の底堅い「通信株」は安心して保有できる銘柄になるのではないだろうか。
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