『映画ドラえもん のび太の新恐竜』シリーズ最高のヒットを生み出した今井一暁×川村元気が再タッグ

2020年3月22日 18:24

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記事提供元:ファッションプレス

 ドラえもんの映画シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が、2020年8月7日(金)に公開される。

■シリーズ40作目『のび太の新恐竜』

 「ドラえもん」の連載開始から50年を迎え、映画第1作目が公開された1980年から、本作で40作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。これまでの全39作累計で、1億2448万人もの入場人員を記録している。

■のび太&恐竜の新たな物語

 『映画ドラえもん のび太の新恐竜』では、のび太が愛らしい双子の恐竜のキューとミューに出会って始まる新たな物語を描く。劇場版第1作目となる『のび太の恐竜』や、2006年『のび太の恐竜2006』とはまた異なる、全く新しい、のび太と恐竜の物語が展開される。

 <あらすじ>
のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石。
絶対に恐竜のたまごだ!と信じたのび太が、ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を元の状態に戻すと……生まれたのは双子の恐竜!しかも、未発見の新種だった。

のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。

 キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発!キューやミューの仲間の恐竜たちを探す旅がはじまった。
ドラえもんのひみつ道具や恐竜たちの力も借りながら、恐竜の足跡を追って進むのび太たちが辿り着いたのは謎の島。
恐竜が絶滅したとされる白亜紀で待ち受ける、キューとミュー、そしてのび太たちの運命とは―――?!

■今井一暁と川村元気が再タッグ、最高ヒット作『のび太の宝島』のコンビ

 『映画ドラえもん のび太の新恐竜』を手掛けるのは、『映画ドラえもん のび太の宝島』で『映画ドラえもん』シリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てた、監督・今井一暁と脚本・川村元気のコンビ。

 2015年から「シリーズドラえもん」の絵コンテ・演出を担当してきた今井一暁は、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に際し「ドラえもん生誕50周年、さらに、オリンピックイヤーという特別な年に、映画ドラえもんを監督することに、大きなプレッシャーと共に感謝を感じております。」とコメントしている。

 また、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』など数々の話題作の製作も手掛けた川村元気は、「2020年、多様性が叫ばれる中、それが綺麗事ではなく、人類の進化への歩みであることを語りたい。他と違う、欠点だらけに見える弱い少年・のび太と、ちいさな新恐竜が、進化・成長への第一歩を踏み出す。そのことの尊さと、紛れもない真実を(中略)この映画で語れたらと願っています。」と語った。

■ゲスト声優に木村拓哉

 木村拓哉がゲスト声優として『映画ドラえもん』に初参戦。のび太たちの運命のカギを握る、怪しい猿の姿をした謎の男・ジルを演じる。なお、木村のアニメ映画出演は、スタジオジブリ・宮崎駿監督『ハウルの動く城』、2010年の『REDLINE』に続く10年ぶり3度目となる。

 幼いころから自身もコロコロコミックで漫画を読むなど、「ドラえもん」を“日常のように”感じていたという木村。今作出演に関して、以下のように述べた。

 「最初は“もし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?”というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました(笑)。僕が生まれる前から存在し、幼少の時からずっと楽しんできた「ドラえもん」の世界に自分が入り、ひとつのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません。―(中略)―アフレコ時、声の演技では監督のOKを信じるしかないのですが、今回はドラえもんやのび太たち、声優の方々の声に引っ張ってもらえた気がします。また、現段階でも絵のクオリティが凄く、未完成にも関わらず感動しました。とにかく完成が楽しみです。」

■渡辺直美も出演

 ジルと通信する怪しい女・ナタリーを演じるは、お笑い芸人として活躍する渡辺直美。木村拓哉と同じく、本作が『映画ドラえもん』初参加となる。

 これまで『リメンバー・ミー』など、有名作品でも声を当ててきた渡辺直美。声優について聞かれると、「実はすごく苦手です。アフレコに向けて発声練習をして、台詞だけでなく、ナタリーの表情から感情をくみ取り、きちんとナタリーの想いを声で届けられるよう頑張りました。アフレコはかなり緊張したのですが、ヘッドフォンから聞こえる木村拓哉さんの声に癒されながら、何とか乗り切れました。」と語ってた。

また、作品について、「ドラえもんやのび太、それにナタリー、皆それぞれに意見や正義があって、それが溢れて、ぶつかり合いながら冒険をしてく、めちゃくちゃ熱い物語になっています。」とコメントしている。

■ドラえもん×Mr.Children

 映画の主題歌を務めるのは、人気バンド Mr.Children。ドラえもんと同じく1970年生まれのボーカル・桜井和寿が制作陣からのオファーを快諾し実現に至った。先んじて主題歌「Birthday」の起用が公開されていたが、それに続く“2曲目”の主題歌として「君と重ねたモノローグ」を公表。『映画ドラえもん』の歴史の中でもW主題歌を起用することは史上初であり、Mr.Childrenにとっても主題歌を2曲書き下ろすことは初の出来事となる。

 なお少年時代からドラえもんに夢中だったという桜井は、「ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。」と、喜びのコメントを寄せている。

【詳細】
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
公開日:2020年8月7日(金)
※2020年3月6日(金)より公開を予定していたが公開延期。
※既に購入済みの前売り券は8月7日(金)~利用可能。
原作:藤子・F・不二雄
監督:今井一暁
脚本:川村元気
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、木村拓哉、渡辺直美

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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