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中東の緊張が高まるなか、原油価格が急騰 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
*14:30JST 中東の緊張が高まるなか、原油価格が急騰 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
皆さん、明けましておめでとうございます。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。先週、米軍がイラクの首都バグダッドの空港でイランのコッズ部隊のソレイマニ司令官を空爆で殺害、イラン要人からはその報復を示す発言が相次いでおり、中東情勢の緊迫化を受けて株式市場は売りが先行、原油価格が急騰しましたね。
そこで、今日は気になる原油市場についてのレポートをご紹介します。
松永さんのブログ「松永総研」では、原油市場の値動きについて、『米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官ら2人を空爆で殺害したことを受けて、先週末のNY原油が大幅高となりました』と分析しています。
『イラン要人からの報復を示唆する発言』に対して、『トランプ大統領は4日、自身のツイッターで、「イランが米国人や米国の施設を攻撃した場合、イランの施設52カ所を非常に激しく攻撃する。標的の一部はイランやイランの文化にとって非常にハイレベルで重要なものであり、こうした標的やイランそのものが、非常に迅速かつ激しく攻撃される。イランの施設52カ所とは、1979年11月にイランで起きた米大使館占拠事件で444日間にわたって人質になった米国人の数だ。」とコメントしました』と伝えています。それにより、『米国とイランとの緊張が更に高まりました』と指摘しています。
そして、『イランがサウジアラビアを再び攻撃する可能性を米国政府が警告したことも、原油価格を押し上げました』と解説しています。
一方、テクニカル面については、『9月16日の高値(63.38ドル)と先週末の高値(64.09ドル)でダブルトップを形成する可能性があるものの、「イランの行動次第」といったところかもしれません』と考察しています。
参考にしてみてください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月6日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《HH》
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