エンジンを切った後も最大70時間録画! ドラレコ補助バッテリー発売 ALinks

2020年1月3日 10:30

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ドライブレコーダー補助バッテリーMIGHTYCELL EN12000(画像:ALinks発表資料より)

ドライブレコーダー補助バッテリーMIGHTYCELL EN12000(画像:ALinks発表資料より)[写真拡大]

 ALinks(長野県長野市)は、ikeep製のドライブレコーダー駐車監視用急速充電バッテリー「MIGHTYCELL(マイティセル)EN12000」の取り扱いを開始した。この補助バッテリーを使用すれば、エンジンを切った後でも最大70時間駐車監視が可能となる。

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 ALinksが行った、ドライブレコーダーを装着、もしくは装着予定とする人を対象とした調査では、運転中だけでなく駐車中も録画したいとの回答が7割を超えたという。これほどまでに駐車中の録画にこだわる人がいることは、現在販売されているドラレコでは駐車中の監視が不十分なことも示唆しているだろう。

 実際、エンジンを切った後は、内蔵バッテリーでは長時間監視できないことが多い。またクルマのバッテリーからドラレコを駆動している場合は、バッテリーの電圧降下が認められるとドラレコへの給電をストップする機能が付いており、長時間監視は物理的に難しい。

 今回取り扱いを開始した「MIGHTYCELL EN12000」を装着すれば、途中でドラレコの監視がストップする不安が軽減される。これまで販売していた「MIGHTYCELL EN6000」が35時間の録画だったことに比べれば、その2倍の70時間(2.2W製品の場合)、録画が可能となる。

 装着できるドライブレコーダーは、3芯出力の製品であれば対応しており、幅広い機種で使用することが可能だ。また僅か1分ドラレコを充電すれば、20分から1時間駆動できるという。バッテリーは約100分で満充電が可能だ。

 ドライブレコーダーの駐車監視機能は、意外に多くの電力を消費し、愛車を24時間駐車監視することは難しいといえる。バッテリーへの負荷も大きく、給電がストップするまでの時間も思っているより早いのだ。

 よくあるパターンが、駐車監視機能が付いているにも関わらず、イタズラや当て逃げの被害に遭った時には、バッテリー切れで機能していなかったという残念な状況だろう。そこで、MIGHTYCELL EN12000を装着すれば、そういったトラブルを回避することが出来る。

 中には、そこまでドラレコのバッテリーを強化しなくてもいいのでは、と考える人もいるかもしれない。しかし、ドラレコの駐車監視システムを作動して、電力低下機能でオンオフを繰り返していると、カーバッテリーの寿命は通常より劣化が早くなる。結果、長期的には、カーバッテリーの寿命を削りながらドラレコで監視を続けていることになるのだ。

 安全な駐車監視だけでなく、バッテリーへの負荷が気になる場合も、検討してみても良いかもしれない。

■MIGHTYCELL EN12000製品仕様

・容量 12000mAh / 12.8V 153Wh
・ドライブレコーダー駐車監視時間
【2.2W機】約70時間
【3W機】約51時間
【4W機】約38時間
・充電時間 約100分
・製品寸法 W150 × H40 × D214mm
・製品重量 約1800g
・付属品
 本体 / 取扱説明書 / ドライブレコーダー側 3芯ケーブル(2m) / 車両側スマーケーブル(2m)(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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