大阪箕面のみのおキューズモール、イオンスタイル出店など大規模リニューアル

2019年11月24日 16:14

印刷

2020年4月にリニューアルオープンするみのおキューズモール(東急不動産など発表資料より)

2020年4月にリニューアルオープンするみのおキューズモール(東急不動産など発表資料より)[写真拡大]

 大阪府箕面市西宿の大型商業施設「みのおキューズモール」が開業以来最大の改修、改装を実施し、2020年4月にリニューアルオープンする。運営・管理する東急不動産、東急不動産SCマネジメントが明らかにしたもので、新たにセンター棟が誕生し、イオン箕面店がイオンスタイル箕面(仮称)に生まれ変わって出店する。

【こちらも】LINKS UMEDAオープン、うめきたの歩行者ネットワーク完成へさらに一歩

 みのおキューズモールは2003年、箕面マーケットパークヴィソラとして開業した。約3万7,000平方メートルの敷地に専門店街のイースト棟、ウエスト棟とイオン箕面店で構成され、売り場面積が約4万3,000平方メートル。約100の物販、飲食、サービス店舗が営業している。

 今回のリニューアルでは、イオン箕面店の建物を新たにセンター棟に生まれ変わらせ、1階にイオンスタイル箕面が出店する。2階にはファミリー層に喜ばれる約650席の大型フードコートを新設するとともに、大型家電量販店や人気の食物販店が入る計画。

 にぎわいの中心となる屋外ステージの「キューステージ」を新設し、人工芝の広場を併設する。プロのアーティストだけでなく、地域の人たちの発表の場所としても活用し、人々の憩いの場所とする。共用スペースではイベントを毎日開催し、交流の場所を拡大する。

 箕面市は大阪府北摂地区の高級ベッドタウンで、2023年度に北大阪急行電鉄の延伸で箕面萱野駅がみのおキューズモール前に開設される。北大阪急行電鉄は大阪メトロの御堂筋線と直結しており、大阪市の梅田方面だけでなく、難波、天王寺方面からも乗り換えなしの移動が可能になる。

 今回の大規模リニューアルはこうした交通環境の整備や2025年に大阪市で開かれる万博などを想定し、ひと足早くより多くの人が楽しめる施設にすることを目指した。リニューアル後は営業する店舗が約110店になる見込み。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事