ハイダー アッカーマン、2020年春夏ウィメンズ&メンズコレクション発表

2019年10月2日 08:38

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記事提供元:ファッションプレス

 ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)の2020年春夏コレクションが、2019年9月28日(土)、フランス・パリで発表された。今季もメンズ・ウィメンズの新作を同時に見せる。

■淡いグレーから静かにスタート

 今シーズンは淡いグレーのルックから静かにスタートする。カラーパレットのベースとなるのはこのグレーをはじめ、ブラック、ホワイトといったニュートラルカラーだが、ライムグリーンやパープル、レッド、ブルーといった鮮やかなカラーでアクセントを加えている。

■豪華絢爛な着物風ジャケット

 ドット柄のロングドレスやレオパードを取り入れたジャケットなどもあったが、一際目を引いたのはショー終盤に現れた、ゴールドの煌めきを放つ着物の生地のようなテキスタイル。この鳥や花を描いたファブリックを採用したジャケットは、襟元を重ね合わせ、帯を締めるように太いベルトを合わせてスタイリングされている。ブラックのジャケットは裏地にこの柄を取り入れており、ベルトを使って捲り上げることでその柄が露わになるようにコーディネートした。

■グラフィカルに編み込まれたドレス

 ウィメンズで存在感を放っていたのが、カラフルなロープ状の布を複雑に絡ませたロングドレス。色とりどりの生地が、ときおり素肌をのぞかせながら縦横無尽に走り、エレガントなドレスにグラフィカルな表情をもたらしている。ブランドのシグネチャーであるジャケット&パンツのセットアップも、ウエスト部分に幾何学的なカッティングを施しているのが印象に残った。

■ウエストにアクセント

 メンズでは、風を受けて軽やかに空気を含む春夏らしい羽織りや、裾の部分を異なる色や柄で切り替えたアウター、テーラードジャケットの袖を切り落としたようなジレなどが登場。またグレーのパンツの腰回りをピンクのテープで彩ったり、アウターの上から太いベルトをきゅっと結んだりと、ウエストにポイントを置いたアイテムやスタイリングも散見された。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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