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ファーウェイ、ロシア向けにタブレット提供か OSは「Aurora OS」採用?
Anonymous Coward曰く、
中国・華為技術(HUAWEI、ファーウェイ)が、ロシアの人口調査プロジェクト向けに36万台のタブレットを提供するという話が出ている。このタブレットにはロシア製の「Aurora OS」を使うことでロシアの通信省と交渉を進めているそうだ。
Aurora OSはLinuxベースの「Sailfish OS」からフォークしたOSで、ロシアの大手通信事業者であるロステレコムが開発を進めている。ロステレコムは、来年10月に行われる予定のロシア人口調査の唯一の請負業者でもある。
ただし、ロイターに情報を提供した関係者は、「これはあくまでパイロットプロジェクト」で、ファーウェイ側はプロジェクトに「興味を持っている」ものの、確定した話ではないようだ。
ファーウェイは現在、米政府の輸出規制リスト(Entity List)に掲載されており、米国企業からの部品提供や技術関連へのアクセスが禁じられている。こうした米国による制裁でスマートフォン関連事業の2019年の売上高が「(計画比)100億ドル(約1兆1千億円)以上減るだろう」とファーウェイ側は発表している(ロイター、GIGAZINE、日経新聞、Slashdot)。
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