東京五輪開幕まであと1年、SMBC日興証券(花田浩菜)

2019年7月24日 11:51

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記事提供元:フィスコ


*11:51JST 東京五輪開幕まであと1年、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

7/24付の「DailyOutlook」では、東京五輪について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『来年の今日、東京五輪の開会式が開催され、いよいよ4年に1度のスポーツの夏の祭典が幕を開ける。日本は自国開催となる今回の五輪で金メダル30個と、過去の夏季五輪での最多16個を大幅に上回る目標を掲げ、選手の強化を急いでいる。東京五輪を巡っては、先月観戦チケットの1次抽選が行われ、今秋以降に予定されている2次抽選の前に8月上旬にも1次の落選者を対象とした追加抽選が実施される見込み。また、メイン会場である新国立競技場の建設は9割が完成しており、大きな国際イベントの成功に向けて準備はラストスパート、世間の注目も高まってきている』と伝えています。

続けて、東京都では、東京五輪およびパラリンピックの招致が決まった2013年から大会が開催される2020年までで、約21兆円の巨額な経済効果が全国で創出されると試算していることを挙げ、『過去の夏季五輪開催国の開幕2年前以降の株価推移をみると、大会ごとにばらつきはあるものの平均的には開幕に向けて株価が上昇する傾向がある。過去1年のTOPIXの動きは世界的な景気減速などを背景にやや出遅れ感が否めないが、過去の経験則に基づけば、今後ますます盛り上がっていくと想定される東京五輪に向けた仕込み時と捉えることもできるだろう』と分析しています。

さらに、『インバウンド需要にも下支えされる消費関連やキャッシュレス関連、セキュリティ関連など、幅広い関連テーマへの物色が期待できよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『夏季五輪開催国の開幕2年前以降の株価推移』を紹介していますので、詳しくは7/24付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《ST》

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