メゾン キツネ、2020年春夏ウィメンズ発表 ポジティブなエネルギーに包まれた洋服

2019年7月1日 12:59

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記事提供元:ファッションプレス

 メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ) 2020年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリでメンズコレクションと共に、プレゼンテーション形式で発表された。

■ポジティブなムードをとじこめて

 デザイナー ユニ・アンによる2度目のコレクションとなる今季は、メゾン キツネを象徴するクラシカルなプレッピースタイルに、意外性のあるカラーや柄、素材をミックス。春夏らしいポジティブなムードを閉じ込めた楽し気なコレクションが展開される。

■ポップな色・柄をミックス

 カラーパレットは、ミネラルカラーとアースカラーをベースに、パステルレインボーと柔らかなホノグラムをミックスして春夏の爽やかなムードを演出。薄いグレーのロングコートに合わせたトップスとボトムスには、大胆なチェック柄×ストライプ柄を組み合わせ。異なる柄同士ながらも、イエロー、ブルー、ピンクとどちらも同系色を使用しているので、不思議と纏まりのあるビジュアルに仕上がっている。

■エネルギッシュなオレンジを着こなす

 淡いパレットのコレクションに、差し色として取り入れられたのが、太陽のようにエネルギッシュなオレンジ。クリーンなシルエットのオレンジのシャツワンピースは、きっちりと襟元までボタンを留めて一枚でさらりと着こなした。一方でウエストに通したベルトは、だらりと垂れ下げてラフなムードをプラスする。

■トランスペアレントなアイテムも登場

 春夏らしいトランスペアレントな素材を取り入れたルックには、ブランドらしい捻りをきかせた。艶やかなオレンジのタートルネックのトップスには、テクニカル素材で仕立てた硬質なトランスペアレントなボトムスを組み合わせて快活さを加えて。また色違いのボトムスに、レモンカラーの柔らかなシアーブラウスを合わせたルックも登場。“肌を透かせる”という共通項を持ちながらも、全く異なるムードを纏うアイテム同士の掛け合わせは、フレッシュな印象をもたらしてくれる。

■引き続き漂うジェンダーレスなムード

 コレクション全体を通して感じられるのは、前シーズンに続くジェンダーレスなムード。身体のラインを強調させないルーズなシルエットのワードローブは、肩肘張らないリラクシングなスタイルを創出する。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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