温泉宿泊施設を選ぶ理由、1位は「おいしい料理」 大江戸温泉物語が調査

2019年5月27日 16:59

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 新緑まぶしい初夏、外へ出るのが楽しい季節でもある。5月は一年の中で最も快適な季節といわれており、旅行へ出かけるのもベストな時期だ。そこで大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツは、全国各地の3,000名に温泉宿泊施設を選ぶ際に最も重視するポイントを調査している。

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 今回の調査ポイントは「温泉宿泊施設」という点だ。リゾートホテルやシティーホテルなどではなく、あくまで温泉宿泊施設というくくりで調査している。「宿泊料金」「立地」「部屋の内容」「浴場の内容」「食事の内容」などポイントとなる点は多種多様にあるが、近年、宿泊者は温泉宿泊施設に何を求めているのか!?

 結論からいうと、第1位は「おいしい料理があること」(55.5%)だった。最近のトレンドは料理がおいしいことを最も重視する人が多かった。宿泊地ならではのご当地料理やバイキング形式でワンランク上の料理を思いっきり堪能したいという声が多かった。第2位が「休息・リラックスできる」(42.3%)。温泉で疲れを癒すのはもちろん、最近は寝具や施設内の空間にこだわる施設が増えており、熟睡・リラックスしたいという人も多いようだ。第3位が「清潔感がある」(39.4%)。破れた壁紙・障子、ゴミやほこりまみれでは宿泊者はリピーターになることはまずないだろう。

 第4位は「温泉が充実している(38.4%)」、第5位が「コストパフォーマンスが良い(37.7%)」、第6位が「サービスの品質が高い(36.2%)」、第7位「安心・信頼できる(34.2%)」となった。

 今回の調査では温泉宿泊施設を選ぶときは、温泉で疲れを癒し、おいしいごはんを食べることを目的にしている人が実に多いことが分かった。近年はバイキング形式の提供している旅館・ホテルが増えているが、宿泊側も利用者にもそれぞれメリットがあるという。お店側は人件費の抑制、宿泊者はピザやステーキ、寿司など自分の好みの味を好きなだけ堪能できるという点だ。中には90種類以上の料理が並ぶ和洋中バイキングが楽しめる施設もあるようだ。温泉宿泊施設のトレンドは、夕食バイキングのおいしい宿のようだ。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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