Google、Huawei端末へGoogle公式アプリやGoogle Playの提供停止へ

2019年5月21日 09:11

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 先日、米政府が中国・華為技術(Huawei)を輸出規制リストに追加した。これによって同社は米製部品の調達が不可能になったが、さらにGoogleがHuaweiの取引を中断したことも明らかになった(ケータイWatchEngadget日本版ITmediaGIGAZINETechCrunch)。

 Android自体はオープンソースであるため、Huaweiは今後も端末にAndroid OSを採用することはできるものの、Google PlayやYouTubeなどのGoogle公式サービス向けアプリは利用できなくなるという。ただし既存端末については、メーカーとしてアップデートは行えなくなるものの、ユーザー自身がアプリをアップデートすることはできるようだ。

 なお、Huaweiは制裁回避のために独自OSの開発を進めていると言われるが、独自OSでは中国国外でのシェア確保は絶望的とみられている。また、中国内ではそもそもGoogle関連サービスが公式には利用できないため影響は少ないようだ。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | Google | IT | Android | アメリカ合衆国 | 中国

 関連ストーリー:
米政府、HUAWEIを輸出規制リストに追加。米製部品の調達が不可能に 2019年05月17日
2019年第1四半期のスマートフォン出荷台数は3億1,080万台、Huaweiが2位の座を固める 2019年05月04日
Huawei、光学5倍ズーム対応カメラを搭載するP30 Proを発表 2019年03月31日
米国、ドイツに対し5G通信網でファーウェイを採用するなら機密情報の共有を制限すると警告 2019年03月16日
英政府が5GネットワークでHuaweiを使用するリスクを対応可能なレベルと結論付けたとの報道 2019年02月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事