関連記事
フェンディが伊ローマで開催した「フェンディ クラフ」展 東京・表参道で開催
「フェンディ(FENDI)」が、2019年4月4日(木)~17日(水)まで、東京・表参道の「バツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)」にてエキシビション「フェンディ クラフ(FENDI CraFF)」を開催する。
メゾンに大切に受け継がれてきたファーのサヴォアフェールに敬意を体現した同エキシビションは、2018年10月にフェンディが本拠を置く「イタリア文明宮(伊ローマ)」で開催されたもので、国外では日本が初開催となる。
期間中は、ローマの自社アトリエから来日した熟練職人たちが、廃棄された材料を利用して1 点ものの「ファータブレット」を会場で制作する。「ファータブレット」とは、コレクションのアイテムを制作する前に、デザイナーのイメージを具現化させるために作られるファーのパネル作品のことで、それ自体がアートワークとして世界各国のフェンディのブティックで飾られているという。通常約40cm四方だが、今回のエキシビションでは、全長2mの「ファータブレット」が登場。また、米ニューヨークを拠点にストリートアート界で活躍する日本人アーティスト、AIKO(アイコ)が、ローマの恋人たちとストリートのエネルギーをテーマに、特別に制作した巨大アート作品も日本限定で展示される。2019年4月3日にはオープニングレセプションが行われ、AIKOがカラースプレーでアート作品を仕上げるパフォーマンスも行われた。
今回のエキシビションで使用されているファーは全て廃棄された材料を使用しており、サステナビリティ(持続可能性)に関する取り組みへの積極性を示している。
また会場2階では、自身のポートレイトがファーグラフィティで表現される体験型のデジタルコンテンツも登場。その場で撮った写真がファーグラフィティで制作したかのように加工され、表示されたQRコードを読み込むとそのデータをダウンロードできる。SNSを通じて「フェンディ」のクラフトマンシップを広げたいという狙いだ。
■「フェンディ クラフ」展詳細
会場:BA-TSU ART GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
会期:2019年4月4日(木)~17日(水)
営業時間:午前11:00〜午後8:00
料金:入場無料
取材・文:アパレルウェブ編集部
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク