『名探偵ピカチュウ』ハリウッド実写映画化、ライアン・レイノルズがピカチュウ役に

2019年3月23日 12:33

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記事提供元:ファッションプレス

 「ポケットモンスター」のキャラクター・ピカチュウを題材にしたゲーム「名探偵ピカチュウ」が実写映画化。映画『名探偵ピカチュウ』として、2019年5月3日(金)に日本先行公開される。

■ニンテンドー3DS「名探偵ピカチュウ」が実写映画化

 原作の「名探偵ピカチュウ」は、2018年に任天堂がリリースしたニンテンドー3DS用のゲームソフト。主人公のティム・グッドマンが、ライムシティという街を舞台に、相棒のピカチュウと一緒に謎を解きながら、行方不明の父親を探すシネマティックアドベンチャーだ。

 実写映画版でも、物語は主人公のティムが父親のハリーを探すためにライムシティを訪れるところからスタート。予告映像には、ゲーム版さながらの口達者なピカチュウとティムの出会いのシーンがコミカルに映し出されている。

 同作品に登場するピカチュウは、これまでのポケモンシリーズに登場する愛くるしいキャラクターとは対照的に、人間の言葉を話し、時には憎まれ口を叩き、そしてコーヒーが大好きという、まるで中身はおじさんのような自称“名探偵”。探偵風の帽子を被って感情豊かに言葉を喋る、人間味溢れる性格が魅力だ。

そのほか、フシギダネやリザードン、ゲッコウガ、プリン、バリヤードといった他のポケモンの姿も。バリヤードを相手に尋問風のコミカルなやりとりを繰り広げる、本作におけるピカチュウのキャラクターを象徴するようなシーンも収められている。

■ピカチュウ役にライアン・レイノルズ

 ゲーム版ではアニメ『ONE PIECE』のセンゴク役や、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』5シリーズのナレーションなどで知られる声優・大川透が担当していたピカチュウの声を務めるのは、「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズ。ウィットに富んだ「名探偵ピカチュウ」ならではのピカチュウを、ユーモアたっぷりに演じる。

■ジャスティス・スミス、渡辺謙、キャスリン・ニュートンら出演

 また、主人公のティム役には、Netflixオリジナル作品『ゲットダウン』でブレイクを果たしたジャスティス・スミス。そのほか、日本が世界に誇る俳優・渡辺謙、「デッドプール」シリーズでデッドプールとタッグを組んだタクシー運転手役で知られるカラン・ソーニ、『パラノーマル・アクティビティ4』のキャスリン・ニュートンらが出演する。

■人間の言葉を話す自称“名探偵”のピカチュウ

 メガホンを取ったのは、ロブ・レターマン。また、脚本には、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で監督のジェームズ・ガン、クリス・マッコイと共同脚本を務めたニコール・パールマンが名を連ねる。

■日本語吹替えに竹内涼真&飯豊まりえ

 日本語吹替えキャストは、主人公・ティム役を竹内涼真、ヒロイン・ルーシー役を飯豊まりえ、渡辺謙演じるヨシダ警部補を渡辺謙本人が担当する。

■ストーリー

 かつてポケモンのことが大好きな少年だったティムは、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった――」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウだった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった…。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!

【詳細】
映画『名探偵ピカチュウ』
公開日:2019年5月3日(金)日本先行公開
全米公開日:2019年5月10日(金)
製作:レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナーブラザース、東宝、ポケモン
監督:ロブ・レターマン
脚本:ロブ・レターマン、ニコール・パールマン
出演:ライアン・レイノルズ 、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウス
吹替:竹内涼真(ティム役)、飯豊まりえ(ルーシー役)
原題:POKÉMON Detective Pikachu
配給:東宝

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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