【銘柄フラッシュ】CRI・ミドルウェアなど急伸し2月上場のリックソフトは高値更新

2019年3月21日 15:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3月20日は、キャリアデザインセンター<2410>(東1)が13.9%高となり、上期(3月第2四半期)の業績見通しの増額修正が好感されて大きく反発。株価ひとケタ銘柄を除くと東証1部の値上がり率トップ。

 ピー・シー・エー<9629>(東1)は8.9%高と4日続伸し、2月中旬に業績予想の増額を発表した後の急伸に続く二段上げ相場が本格化。財務会計などの業務用ソフトを提供し、法人税・消費税が2020年4月1日以降に開始する事業年度から電子申告が義務化されることなどが言われて高値を更新。

 リテールパートナーズ<8167>(東2)は発行株数の6.43%に相当する300万株または40億円を上限とする自社株買いが材料視されて13.6%高と急伸し大きく出直る。岡本工作機械製作所<6125>(東2)は4.1%高となり、3月期末の予想配当利回り1.4%や業績拡大基調、波状的に出直るチャート妙味などが言われて再び出直り。

 リックソフト<4429>(東マ)は6.3%高となり2月26日に上場して以来の高値を更新。上場後、右肩上がりの「N」字を描いて上場間もない銘柄の中で手掛けやすいとの見方。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)はストップ高の700円高(20.9%高、4045円)となり、グーグルのクラウドゲームにミドルウェアを提供すると伝えられ、昼12時に発表して後場は大引けまで買い気配。

 GMOペパボ<3633>(JQS)は5.5%高となり、20日付でフェリシモ<3396>(東1)のサイトとの共同プロジェクトの第2弾を発表しており、2019年3月5日から19年3月29日まで実施中の自社株買いとともに材料視されたとの見方があった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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