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お墓選び、4割が一般墓選択も平均購入価格は減少 鎌倉新書調査
4割が一般墓を購入 樹木葬も3割(画像: 鎌倉新書発表資料より) [写真拡大]
鎌倉新書は18日、「第10回お墓の消費者全国実態調査(2018年)」の結果を発表した。それによると4割が一般墓を購入するも、一般墓の平均購入価格は2017年と比較して約19.9万円減少していた。
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■ 4割が一般墓を選ぶものの、平均購入価格は減少
調査は、2018年中に鎌倉新書が運営するお墓の情報サイト「いいお墓」から資料請求・相談を行い、お墓を購入した人を対象にオンラインで実施。調査期間は2019年2月22日から3月6日まで、有効回答数は624件。
お墓選びで重視した点の最多は、「お墓の種類」で35.6%。以降は「アクセス」18.8%、「金額」18.8%、「園内の雰囲気」5.15%、「霊園の最寄り駅からのアクセス」3.8%と続く。2017年時、「お墓の種類」は18.0%で2位、「アクセス」は30.7%で1位だったことから、2018年は「お墓の種類」にこだわりを持つ人が増えたと分かる。
実際、どのような墓が選ばれたのか。購入されたお墓の種類を順に見ると「一般墓」41.2%、「樹木葬」30.0%、「納骨堂」24.8%。4割が一般墓を選んでいた。
お墓の平均購入価格はどうなっているのか。今回判明した一般墓の平均購入価格は154万1,751円。2017年の174万0,984円からは約19.9万円減少したことになる。
この原因について鎌倉新書は、「都心部では区画辺りの面積が小さくなりつつあるため土地使用料が下落」「樹木葬や納骨堂など一般墓よりも安価なタイプとの価格競争が生じた」と推測している。
一般墓以外の平均購入価格は、樹木葬が72万8,877円(2017年は70万9,259円、以下同)、納骨堂が93万9,677円(98万4,706円)となった。需要増加から「樹木道や納骨堂の新規オープンが続いた」が、「その他条件について拮抗」したことで、価格変動は少なかったようだ。(記事:楽趣みくす・記事一覧を見る)
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