伊藤園、「毎日1杯の青汁」シリーズをリニューアル 自販機専用商品も追加

2019年3月9日 21:52

印刷

「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」左から280gペットボトル、350gペットボトル、900gペットボトル。(画像:伊藤園発表資料より)

「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」左から280gペットボトル、350gペットボトル、900gペットボトル。(画像:伊藤園発表資料より)[写真拡大]

 伊藤園は、同社の青汁「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」シリーズのリニューアルを発表した。3月11日から自動販売機専用商品を新発売するほか、4月1日から350gペットボトル、900gペットボトルも飲みやすく一新される。

【こちらも】機能志向食品市場が拡大、グリーンチャージではミドリムシ配合が伸長

 一般に、野菜ジュース類は銘柄買いが多く、主には衝動買いの受け皿として機能する自動販売機とは相性が悪いといわれている。世の中の自動販売機であまり野菜ジュースや青汁を見かけないのは、他にも理由はあろうがそのためでもある。

 しかし伊藤園の自販機は、基本的に無糖飲料が中心の品ぞろえとなっており、健康意識の高い顧客の利用が多い。そこで、青汁に慣れていないユーザーでもごくごく飲める、無糖でゼロカロリーの「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」を、ラインナップに加えることにしたという。

 青汁と一口にいっても材料は色々あるが、「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」は、ケール(キャベツ近縁の野菜。利用が難しく、主には絞り汁を青汁として商用化している)、国産大麦若葉を主体に、国産抹茶ですっきりとした後味に仕上げた飲料である。また植物絵性乳酸菌、食物繊維とビタミンC・ビタミンEが摂取でき、栄養機能食品の認可を受けている。

 価格は280gペットボトル(自販機専用)が120円(税別、以下同)、350gペットボトルが139円、900gペットボトルが430円となっている。販売地域は全国。

 青汁というととっつきにくいイメージがどうしても付きまとうかとは思うが、本商品は分類としては清涼飲料水扱いであり、緑茶のように飲みやすく、家庭内での引用はもちろん、外出先や仕事先でも手軽に楽しむことが可能で、多様な引用シーンに対応している。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事