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JR東、車内販売を縮小へ 北海道新幹線や一部特急では終了に
●車内販売が2019年のダイヤ改正で大幅削減
JR東日本とJR北海道は、2019年3月のダイヤ改正に伴って北海道・東北・上越・山形・秋田の各新幹線と首都圏を走る特急列車で車内販売を大幅に削減すると発表した。この削減についてJR東日本は、利用者の減少を理由に挙げた。JR北海道では道内を走る「スーパー北斗」でも車内販売の中止を発表し、JR九州でも九州新幹線で車内販売の中止が発表されたことから、全国で広く車内販売が消えることになる。
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●東北新幹線では一部区間で継続
JR東日本が3月15日に車内販売を終了するのは、新幹線区間では北海道新幹線の全区間(「はやぶさ」「はやて」の新青森~新函館北斗間)、東北新幹線「やまびこ」、秋田新幹線「こまち」の盛岡~秋田間になる。在来線特急では、「踊り子」「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」「草津」と「いなほ」の酒田~秋田間になる。
また、品目を削減するのは、東北新幹線「はやぶさ」「はやて」(東京~新青森間)、山形新幹線「つばさ」、秋田新幹線「こまち」の東京~盛岡間、上越新幹線「とき」、在来線特急では、「あずさ」「かいじ」「ひたち」「」スーパービュー踊り子」と「いなほ」の新潟~酒田間。3月15日以降は、コーヒーやペットボトルドリンクなどのソフトドリンク類、菓子やアルコール類とおつまみに限られる。弁当類や軽食類、土産品の販売がなくなることから利用者は事前に購入する必要がある。
●北陸新幹線は従来通り
その他、北陸新幹線の「かがやき」と「はくたか」は販売を継続し、グランクラスのサービスは従来までと変更がない。
●JR東海・西日本は従来通り
ダイヤ改正における車内販売の削減はJR北海道・東日本・九州で発表されている一方で、東海道・山陽新幹線を受け持つJR東海・JR西日本においては現時点で発表されていない。車内販売に関しては人件費の高騰や利用者の減少に伴って、縮小傾向である。駅でのコンビニや、ペットボトル飲料の普及もあって、乗車前に事前購入する乗客が増加していることから、他社でも今後、車内販売の削減が行われていく可能性は高い。(記事:speedbird・記事一覧を見る)
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