TVアニメ『約束のネバーランド』第5話｢301045｣【感想コラム】

2019年2月18日 12:16

記事提供元：あにぶ

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　今回の『約束のネバーランド』は、ノーマンとレイの駆け引きが見物です。

　全てを知るレイの出した条件に、ノーマンは――。

このページの目次
1 TVアニメ『約束のネバーランド』第5話｢301045｣あらすじ 2 大切だからこそ、譲れない思いがある 3 悪夢、再び 4 身勝手な行動は、全員を死に追いやる 5 TVアニメ『約束のネバーランド』第5話｢301045｣感想

■TVアニメ『約束のネバーランド』第5話｢301045｣あらすじ

　内通者がレイであることを突き止めたノーマンは、レイに二重スパイになるよう提案する。レイは脱獄の準備をするために、自ら志願してママの手下になった事を明かし、全員での脱獄を諦めること、そのためにエマを騙す事を協力の条件としてノーマンに提示する。

　翌日、レイが内通者だったことを知り、改めて全員での脱獄を決意するエマ。そして、ママ・イザベラの隠し部屋を見つけた事を報告するが…。

■大切だからこそ、譲れない思いがある

　レイは内通者である事を否定したが、ノーマンはレイが内通者である証拠を言い放つ。ノーマンの言葉に笑いながらレイは、

　｢あーあ…うまくやってたと思っていたのに。そうだよ。俺がママのスパイだ｣

　とノーマンに伝える。

　ずっと前からママの手下、スパイだった事を明かしたレイに対して、ノーマンは一瞬、怒りを表情に出してしまいますが、なんとか抑え込みます。

　そして、ノーマンはレイに、自分の手下になるように…二重スパイをするようにと言います。

　ノーマンの提案に、レイは1つの条件を提示します。

　｢エマを騙せ。全員連れていくフリをして土壇場で切り離せ。連れて行ってもドン、ギルダまでだ｣

　ノーマンはレイの条件を否定しますが、レイも譲る気はありません。脱獄に関して誰よりも知識があり、道具も持っているレイ。

　ノーマンは、悩んだ末…レイの条件を呑む事を約束するのだった。

■悪夢、再び

TVアニメ『約束のネバーランド』第5話｢301045｣【感想コラム】

画像引用元:©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

　レイの条件を呑んだノーマンは、その夜…悪夢を見ます。

　その悪夢とは、全員で脱獄して、全員が逃げ切れずに鬼に殺されるというものでした。

　大切な家族たちが全員殺されて、エマも、ノーマンの目の前で死んでしまいました。

　エマを抱えながら嘆くノーマンの背後に忍び寄る、鬼の牙。

　鬼に喰われる直前に目が覚めたノーマンは目を見開き怯えた表情を見せるのでした…。

■身勝手な行動は、全員を死に追いやる

　エマとギルダが、ママの部屋に隠し部屋を見つけ、ノーマン、レイ、ドンに報告します。ドンは部屋を確認するべきだと言いますが、レイは直ぐにそれを否定。

　リスクが大きくて、メリットが無いと言い張ります。レイの言葉にノーマンも賛同して、ママの部屋には行かないと言う話になるのですが…。

　夕飯の準備をしに、エマたちの前を後にしたドンとギルダは、あろうことかママの部屋に向かってしまいます。

　真実を知りたい2人は、ママの部屋を開けて…秘密の部屋を見つけ、秘密の部屋のドアノブを回しますが｢鍵｣がかかっていました。

　それと同時に、ガタンと言う音と共に…開いていくママの部屋の扉。

　ドンとギルダの運命は――。