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車を所有しない世帯が4分の1に、新車の購入も減少中 マイボイスコム調査
マイボイスコムの調査によると、車を所有しない世帯が初めて25%を超え、その一方で新車を購入している世帯が減少しつつあることが分かった。
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■車の所有率は74.3%
13日、ネットリサーチサービスなどを提供するマイボイスコムが「自動車の購入に関するアンケート調査」を発表した。これは、10代から70代の男女1万650人を対象にインターネット調査をしたもので、2016年1月に次いで4回目。
世帯における自動車の所有状況について尋ねたところ、「新車で購入した車がある」と答えたのは55.1%、「中古で購入した車がある」は17.8%、「(譲ってもらったなど)その他の方法で入手した車がある」が1.4%となり、74.3%の世帯で車を所有していることが分かった。
■新車を購入する世帯が減少
「車は所有していない」は25.7%だった。2010年の第1回調査で「車を所有していない」は18.1%、第2回(2013年)は22.4%、第3回(2016年)は24.7%となっており、車を所有していない世帯が増えつつある。
ただし、「中古で購入した車がある」や「(譲ってもらったなど)その他の方法で入手した車がある」と答えた人の割合には大きな変化はなく、その分「新車で購入した車がある」は、第1回の63.4%から、第2回は60.0%、第3回は57.0%、そして第4回は55.1%となり、この9年間で8.3ポイント低下している。
■軽自動車が増加し、セダンが減少
車を所有している人を対象に家庭で主に利用している車のタイプを尋ねたところ、最も多かったのは軽自動車で24.7%。以下、コンパクトカー(20.4%)、ミニバン(15.8%)、セダン(15.2%)、ステーションワゴン(8.7%)、SUV(5.9%)、ワンボックス(4.1%)などとなっている。
2016年の調査結果と比較すると、軽自動車は22.8%から24.7%、コンパクトカーは19.9%から20.4%、SUVは4.8%から5.9%に増えている。反対に、ミニバンは16.1%から15.8%、セダンは16.1%から15.8%、ステーションワゴンは8.9%から8.7%、ワンボックスは4.7%から4.1%に減少している。
■ガソリン車の購入意欲が高め
自動車の購入意向を持っている人の割合は49.5%で、過去の調査から減少傾向にある。また購入意向者に対して動力別で購入したい自動車を尋ねたところ、最も多かったのはガソリン車で40.4%、その次にハイブリッド車が32.8%と、この2種類で7割以上を占めている。以下、電気自動車(6.2%)、プラグインハイブリッド車(5.1%)、ディーゼル車(2.9%)、燃料電池車(0.8%)となっている。また「その他・分からない」が10.8%あった。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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