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TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#3「Sing Girls」【感想コラム】
TVアニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』#3「Sing Girls」【感想コラム】[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
前回のラスト、Roseliaのボーカルである友希那さんの一言でPoppin’Partyの5人が落ち込んでいましたね。主催ライブをやりたいという想いだけではなく、主催ライブをやり切る覚悟を問われてしまったんです。
今回はそんなPoppin’Partyの5人が主催ライブを開催するのかどうかを考える回でした。
また、Poppin’Partyが悩むのと並行して、六花が上京するまでのエピソードや上京してきてからのこと、いわば、六花のバックボーンが描かれていましたね。
そして、Bパートにはあの曲が披露されましたよ!
いろいろと気になる第3話、早速みてゆきましょう!
このページの目次
1 やりたいけど決めきれない…、悩むPoppin’Party2 頑張り屋さんな六花3 勇気を与える存在になっていたPoppin’Party4 アニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』#3「Sing Girls」の感想
■やりたいけど決めきれない…、悩むPoppin’Party
Roseliaの主催ライブにゲスト参加したことで、自分たちの主催ライブ開催を再考するPoppin’Party。「主催ライブしたーい!」と言い出した香澄ですら、本当に開催するのかどうかを悩んでいました。
ほかのメンバーはというと、有咲が「そんな簡単にできねーよ!」とライブの開催を止めようとし、沙綾がその場を落ち着かせていました。こういった議論のなかで沙綾はいい緩衝材になってくれますね。流石のお姉ちゃん力です。
たえも自身に足りていないもの(ギターの技量)を認識していましたね。紗夜のギターを間近でみていろいろと刺激を受けたんでしょう。
結局、5人で集まって話し合いをするも主催ライブをどうするのかはまとまりませんでした。また、各メンバーが忙しい日々を送っているためなかなか5人の時間をとることができません。全員が高校生として学生生活を送っている上、有咲は生徒会、たえはアルバイト、りみは塾、沙綾は家の手伝いもやっていますからね。めちゃくちゃ忙しいと思います。
でも、それはRoseliaも同じなんですよね。紗夜は風紀委員、リサはコンビニでのアルバイト、燐子は生徒会長、あこは高校での新生活とそれぞれ忙しかったんです。それにもかかわらず、主催ライブを開催し、観客を大満足させるライブを披露しているんです。
だからこそ、Roseliaはすごいんです。Poppin’Partyのメンバー、特に有咲はそれをわかっているから主催ライブの開催に踏み切ることができないんです。
■頑張り屋さんな六花
Poppin’Partyが悩んでいるなか、六花にも悩みがありました。
それは、バンドメンバーの勧誘がうまくいかないことです!
高校進学を機に岐阜の田舎から上京した六花。知り合いのいない地で1人、バンドをやるために奔走する六花はみているだけで応援したくなっちゃいます。
今回はそんな六花が住んでいる場所やどういった経緯で羽丘女子学園に通うことになったのかといった彼女のバックボーンが描かれました。
住んでいる場所は親戚の家なのですが、そこはなんと「旭湯」という銭湯だったんです。番台のアルバイトをする代わりに家賃0円で暮らしているそうです。ライブハウス「Galaxy」でもアルバイトをしているので、ダブルワークじゃないですか!
地元の岐阜から羽丘女子学園に進学するときには、親に迷惑をかけないために特待生として入学したらしいです。受験勉強を頑張っている回想シーンが描かれていたように思います。
今回描かれた彼女のバックボーンから、六花が頑張り屋な女の子であることがよーくわかりました。でも、六花はどうして上京したのでしょう。どうしてバンドを組みたいと思ったのでしょう。
■勇気を与える存在になっていたPoppin’Party
六花が上京してバンドをやりたいと思った理由。そこにはPoppin’Partyがかかわっていました。
実は六花、アニメ第1期に登場したライブハウス「SPACE」のラストライブを観に来ていたんです。アニメ第1期をみていた方は覚えていると思いますが、「SPACE」のラストライブではPoppin’Partyが素晴らしい演奏をしていましたよね。そのPoppin’Partyの演奏を六花がみていたんですよ。六花のPoppin’Party好きはここからはじまっているんですね。
また、ちょうどその頃、六花が地元で組んでいたバンドが受験勉強を機に活動できなくなったときだったらしく、それも相まって「上京してバンドを組みたい」という想いが強まったそうです。
そんなエピソードを聞いたPoppin’Partyの5人が六花のために演奏した曲。それが「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」でした。楽曲としては、アニメ第1期のEDテーマとして発表された楽曲です。
…さあ、きましたよ。第3話のライブシーンです!
しかもこのライブ、フルバージョンでしたね!
このライブシーン、本当に素晴らしかったですね。「Poppin’Partyってこんなバンド!」っていうのがすべて表現されていたようなライブシーンだったと思います。Roseliaの圧倒的なライブとは違っているけれど、演奏している5人が楽しそうにしているライブ。これこそが、Poppin’Partyらしいライブですよ!
「キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~」を聴く六花も良かったですよね。披露される楽曲に合わせて、六花のこれまでがスライドショーのように流されていくシーンは心にグッときましたよ。
六花が努力してきたこと、Poppin’Partyそんな六花の支えになっていたこと、Poppin’Partyというバンドが誰かの支えになれていたこと、Roseliaとは違うPoppin’Partyの良さがあること。
第3話のライブシーンには、これらすべてが凝縮されていたと思います。
そして、六花はバンドがやりたいという想いを強くし、Poppin’Partyは自分たちの原点のようなものを思い出しました。自分たちの原点がわかったPoppin’Partyは、ついに主催ライブの開催を決意します。
いやー、こういう展開はアツいですよね!
■アニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』#3「Sing Girls」の感想
というわけで、第3話いかがでしたか?
主にはPoppin’Partyと六花を中心に描かれていた第3話ですが、冒頭とラストシーンにはRoseliaとネコミミヘッドフォンがチャーミングな音楽プロデューサー・チュチュの絡みもありましたよね。
お話が進むごとにチュチュの出番がもっと増えていくと思いますが、あの子かわいかったですね。これからのお話のなかで要チェックなキャラクターですよ。
何にせよ、今回でPoppin’Partyが主催ライブを開催することが決まりました。今後のお話ではPoppin’Partyが主催ライブに向けて頑張るエピソードが描かれてゆくことでしょう。
果たして、どのような物語が展開されてゆくのでしょうか。そして、ほかのバンドはどのような形で登場するのでしょうか。
うーん、楽しみなことがたくさんですね!
とりあえずは次回を待ちましょう!
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(あにぶ編集部/タングステン)
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