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「ディオール」が驚きの演出で2019メンズウィンターコレクションを発表

2019年1月21日 21:58

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記事提供元:アパレルウェブ

 昨年11月に東京で2019プレフォールコレクションショーを行った、キム・ジョーンズによる「ディオール」。1月18日に、仏パリ7区で2019メンズウィンターコレクションを発表した。
 エコールミリテール(旧旧陸軍士官学校)前に会場を設置。エッフェル塔を背景にした黒いテントは、フランスを代表するトップメゾンにふさわしい佇まいだ。
 テントの中も黒の世界。「ディオール」らしいシックなムードが全体を包んでいる。そのシックなムードの中で始まったショーの演出に、ゲストは息を呑んだ。モデルが立ったまま移動したのだ。その仕掛けは、可動するランウェイ。登場した時だけ移動するのではなく、最後までモデルはポージングしたまま。一歩もウォーキングすることはない。腰に手をあてたり、ポケットに手を入れたり、バッグを持ったまま、長さ76メートルのランウェイを移動する様は、ベルトコンベアに乗った彫刻見るかのようだ。
 この着想元は、パリの街中にある銅像。2019サマー、2019プレフォールと2シーズン続いて巨大なオブジェ設置してショーを行ったが、今シーズンはモデルたちを銅像に見立てて演出した。
 
 



 発表されたコレクションは、「ディオール」を象徴する言葉、“エレガンス”をキム・ジョーンズならではのアプローチで表現したものだ。アイテムではテーラリングスーツが中心だ。美しいドレーブを描くスーツが次から次へと登場。スモーキーカラー、アーシーカラーなどのカラーパレットと相まって優美な男性像が浮かび上がる。
 この男性像を創りあげるのが、ドレープだ。布を巻いた銅像のように、大きなストールをスーツの間に挟み込むように巻いたり、切り替えのように組み入れたりしている。また、トップメゾンならではの技術だからこそ成し得た薄いダブルフェースをはじめとする希少なテキスタイルだからこそ描けるもの。
 ライダースジャケットやプルオーバー、ミリタリーをキーとしたルックもエレガントをまとっている。カシミヤ、シルクサテン、ミンクファーなどのリュクスな素材、サテンなどのシャイニー素材、細めで長いシルエットなどにより時代をリードするルックが豊富だ。それらエレガントなアイテムや素材にメゾンのエンブレムやコード、そしてアニマルやグラフティパターンがエッジを加える。



 そして、今シーズンはストリートカルチャーや米カリフォルニアのパンクシーンと深いつながりを持つアーティスト、レイモンド・ペティボンと協業。パンクスピリットを感じるデザイン、グラフィティーなどを施したアイテムなどを発表した。中でも、モナリザのイラストが目をひく。このパンク要素が、エレガンスとともにコレクション全体で重要なものとして、調和しているようだ。
 また同ショーには、ロバート・パティンソン、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、プシャ・Tなど世界中からセレブリティーが来場。日本からは登坂広臣、福士蒼汰、けみお、UTAなどが姿を見せた。
取材・文:山中健
「ディオール」2019秋冬メンズコレクションをチェックする
 
画像:Dior(トップ画像、フォトコール)、Ko Tsuchiya(ルック)、Virgile Guinard(フロントロー)
 
■来場したセレブリティー












※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。

関連キーワードディオール福士蒼汰登坂広臣

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