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ヴァレンティノ×アンダーカバー、高橋盾による“過去と未来”がテーマのグラフィックをコートやフーディに
ヴァレンティノ(VALENTINO)とアンダーカバー(UNDERCOVER)が、2019-20年秋冬シーズンでコラボレーションを発表した。
■ピッチョーリと高橋の対話から生まれた特別なコラボレーション
ヴァレンティノとアンダーカバーのコラボレーションは、2018年11月、ヴァレンティノ初となるメンズ・ウィメンズのプレタポルテコレクションのファッションショーを東京で発表するに伴い、開催されたギンザ シックスの旗艦店でのコンセプトショップでも登場していた。そんなことも記憶に新しい、2019年1月。パリで披露された両者のコラボレーションは、ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクターであるパオロ・ピッチョーリと、アンダーカバーのデザイナーである高橋盾の対話から生まれたものだという。刺繍、ジャカード、そしてプリントなどクチュールライクなヴァレンティノの創作は、高橋のグラフィックが合わせられることでこれまでにないユニークさを纏った。
■グラフィックのテーマは“過去と未来”
展開されるラインナップは、すべてヴァレンティノのラグジュアリーさ、そしてピッチョーリが近年注目しているストリート感を大切にした溢れるアイテムだ。
高橋がグラフィックとして採用したのは、ヴァレンティノとアンダーカバーにとって今季の共通のテーマである、過去と未来。タイムトラベル、UFO、そして今季のアンダーカバーのテーマである“時計仕掛けのオレンジ”に楽曲で登場する歴史の偉人、ヴェートーベンをミックスしたという。特に目を惹いた、総柄のアイテムのなかには、高橋のグラフィックとヴァレンティノの“V”と、“VALENTINO”の文字がぎっしりと敷き詰められている。
■今回のコラボレーションは“現代を映す等身大の鏡”
ピエールパオロ・ピッチョーリは今回のコラボレーションについて次のように話す。「高橋盾は、実体のあるものをより概念的で洗練されたレベルへと引き上げることでストリートウェアの哲学を変えました。アンダーカバーは、日常的なワードローブの見慣れたアイテムにさえ詩的な繊細さをもたらします。盾のテイストやビジョン、そして彼のグラフィックの表現が好きです。彼の作る作品は予想外で、いつも発見があります。90年代のテーラリングにインスパイアされた私たちのコレクションと彼のロマンティックなストリートウェアは自然発生的であり、そして何より現代を映す等身大の鏡でもあります。」
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