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ソフトバンク、ペッパー利用の教育支援プログラムを北米にも展開開始
サンフランシスコ統合学区でのペッパー活用の様子(ソフトバンクグループ発表資料より)[写真拡大]
ソフトバンクグループでは、北米の教育機関に人型ロボット「ペッパー」を寄付し、科学技術人材育成を支援する教育支援プログラムを開始した。
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ソフトバンクグループでは、『ペッパー社会貢献プログラム』として、2017年から国内の小学校に「ペッパー」を貸し出し、プログラミング学習を支援してきた。これは、小学校で2020年からプログラミング教育が必修化させることに備えた取り組みで、ペッパーとあわせて、ロボット・プログラミングツール「Robo Blocks」、教師用指導書などプログラミング教育に必要な教育パッケージもセットにして提供している。その結果、これまで1万7,000回以上のプログラミング授業に2,000台強のペッパーが利用されるに至っている。
この国内での教育支援を北米にも展開するため、北米の教育機関へのペッパーの寄付を開始した。寄付は、米国カリフォルニア州のサンフランシスコ統合学区とマサチューセッツ州のボストン・パブリック・スクールズから実施され、合わせてペッパーを利用した科学技術人材育成プログラムも開始。この北米での教育支援プログラムは、2021年9月まで実施し、100台強のペッパーを寄付する予定となっている。
なお、ソフトバンクグループではこれまで、ソフトバンクロボティクスアメリカと協力して、カナダ・サイモンフレイザー大学やサンフランシスコ統合学区、ボストン・パブリック・スクールズへのペッパーの寄付を先行実施してきた。これは、ペッパーを北米での科学技術人材育成教育のためのイベントやワークショップに活用してもらうことで、今回の社会貢献プログラム実施の足掛かりとしたものであった。今回の教育支援プログラムもソフトバンクロボティクスアメリカと協力して実施される。
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