セブン、パーティー向けにボリューム・素材にこだわったサラダ・スープ発売

2018年12月2日 20:49

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パーティーシーン向け新商品(画像:セブン-イレブンジャパン発表資料より)

パーティーシーン向け新商品(画像:セブン-イレブンジャパン発表資料より)[写真拡大]

 セブン-イレブン・ジャパンは11月30日、パーティーなどに合わせたサラダ・スープの発売を12月4日より順次販売すると発表した。クリスマスや年末年始などのパーティーシーンにも使えるほか、普段使いでも食卓を彩ることができるよう素材にもこだわったものを使用する。

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 発売を予定するのはサラダ・スープ共に2品。サラダは大人数用にも用いられるよう、葉物の野菜や具材を増やすなどしてボリューム感を出す。またスープも野菜の甘みや素材の濃厚さを出すなどして、素材や製法にこだわりを出した商品となっている。

 サラダはどちらも肉をメインとした商品。「たっぷりベーコンのシーザーサラダ」では商品の上に大きなベーコンが載っており、通常の4倍の量となっている。通常のシーザーサラダよりレタスの種類を3倍に増やし、彩り豊かな商品へと変貌を遂げている。399円(価格はいずれも税込)で販売予定。

 他にも「国産グリルチキンのサラダ」ではボリューム感だけではなくチキンにも工夫を凝らしている。専用工場で一枚ずつ焼成し、にんにく風味が効いた醤油ベースのたれで味付け。こちらもシェアしながら楽しめるようにボリューム感を出した。価格は451円。

 スープも従来のものからよりグレードをあげたものを販売。「オマール海老のビスク」は素材に海老味噌が詰まったオマール海老を使用し、海老の風味を色濃く出した。海老の殻についても捨てることなく粉砕して出汁に利用することで、濃厚な仕上げとなっている。

 もう一つのスープである「ビーフシチュー」は肉もスープもこだわりの製法を用いている。肉は弱火で長時間煮込むことで柔らかさをだし、肉本来の味わいを楽しむことができるようになっている。スープについても玉ねぎや野菜を炒めてから煮込むことで、野菜の甘みを感じられるようになっている。

 スープは2品とも350円。

 年末年始はコンビニ業界にとっても一大商機。特にセブンイレブンは昨年12月の既存店売上は大手3社で唯一前年同月を上回るなど、順調な売上結果となった。今年も年末年始に向けた大型商品を投入することで、売り場に活気を呼ぶ狙いがありそうだ。(記事:藤原大佑 ・記事一覧を見る

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