【銘柄フラッシュ】フジタコーポが連日急伸し多木化学は株式分割が好感されて急伸

2018年11月28日 07:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 11月27日は、東証1部の値上がり率1位に多木化学<4025>(東1)の14.4%高が入り、12月31日を基準日とする株式分割(1株を2株に分割)の発表が好感されて急伸。10月にマツタケ近縁種のバカマツタケの完全人工栽培に成功と発表したことが注目され、翌日以降3日連続ストップ高を交えて5150円から1万2950円まで2.5倍に急騰したことがあるため、がぜん値幅妙味や投機妙味が再燃した。

■LINEは騰訊(テンセント)グループとの提携が好感されて12.9%高

 2位はLINE<3938>(東1)の12.9%高となり、中国の騰訊(テンセント)グループとの提携による訪日中国人観光客向けのスマホ決済事業が注目され出直りを拡大。

 3位はKLab<3656>(東1)の9.3%高となり、共同開発した「BLEACH境・界-魂之覚醒:死神」の11月22日Androidプラットフォームでの正式配信を開始などが言われて4日続伸。

 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>(東2)は持株傘下のダイヤモンド電機が事業再生ADR中の田淵電機<6624>(東2)に出資することへの期待が再燃したとされて再び値幅高となり、騰勢第2波に移行との見方もあって遂にストップ高の28.1%高。杉村倉庫<9307>(東2)は2025年大阪万博の会場候補地とされる夢洲(ゆめしま:大阪市此花区)に近い大阪市港区福崎に本社・土地を保有するため、含み益の拡大などに期待や思惑が集まっているとされて昨日のストップ高に続いて大幅高の15.9%高。

 アクトコール<6064>(東マ)は引き続き光通信<9435>(東1)との資本提携などが材料視されて3日連続ストップ高の15.4%高。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は21日の取引時間中に業績見通しの増額を発表したあとの上げが大きく値幅妙味が大との見方があり、以後連日上値を追って15.4%高となり高値を更新。

 フジタコーポレーション<3370>(JQS)は北海道地震の復興関連株と位置づけられるが、ここ一両日は新株予約権の「行使促進相場」との見方があり2日連続ストップ高の21.1%高。26日、27日の各々夕方に新株予約権の大量行使を発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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