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日経トレンディ・2019年ヒット予想、「ヒプマイ」「デカトロン」とは? (2)
今年も残すところ後1カ月程となり、TVやwebなどでは平成最後となる「ネット流行語大賞」や「流行語大賞2018」なども注目を集めている。
【前回は】日経トレンディ・2019年ヒット予想、「ヒプマイ」「デカトロン」とは?(1)
そこで前回(1)に引き続き、日経トレンディが発表した「2019年ヒット予想ランキング」から、いくつかをピックアップしながら紹介したい。
■日本に初上陸する「アジア最高の書店」、新「無人店」などが登場!
日経トレンディが発表した「2019年ヒット予想ランキング」によると、予想1位に選ばれたのはアパレルに新加入した『デカトロン&ワークマンプラス』、予想2位に選ばれたのが新天皇即位による『新元号フィーバー』であった。今回は3位以降の順位を見てみよう。
予想3位に選ばれたのは、米タイム誌が"アジア最高の書店"に選び、TSUTAYAが展開する蔦屋書店も手本としている台湾随一のブランド『誠品生活(せいひんせいかつ)』だ。
「誠品生活(=誠品書店、英語:Eslite)」は創業者・呉清友氏が押し出す"文化の創造"を掲げており、書店の枠だけにはとどまらないクリエイティブな店作りをしている。台湾を中心に香港、中国蘇州と46店舗を構えるが、どの店も個性的で同じものがない。壁一面にぐるりと螺旋状に本棚を配置させた店、工芸の実演やクラッシック演奏会など多岐多用。その「誠品生活」が2019年秋、東京は日本橋の「コレド室町テラス」に日本1号店を開店する予定だ。
予想4位に選ばれたのは、新しい"無人コンビニ"となる『日本版Amazon Go』。複数のカメラ+AIによる「画像認識技術」を使用することで、客が棚から取った商品を認識し自動清算するシステム。店内へは専用アプリを使って入るのが特徴だが、アプリを使用しない人も恩恵を受けられるようだ。TVなどでも何度か取り上げられているので、目にした人も多いかもしれない。また豊富な品揃えを誇るオフィス向け無人コンビニ(自販機)「600」も注目されている。
予想5位に選ばれたのが、男性声優によるラップバトル『ヒプノシスマイク』。通称「ヒプマイ」と呼ばれるこのプロジェクトは2017年9月2日から始動、ミュージックビデオやCD、カラオケ配信もおこなわれている。物語は女性上位となった架空の近未来で4チーム12人のイケメンがラップバトルを展開するのだが、設定となるキャラ絵はあるものの、現状彼らが歌うラップとボイスドラマのみ。ところが男性声優が歌うラップのクオリティは高く、ファンによる投票で勝敗が決まるなど臨場感も高い。2019年にはさまざまなメディア展開も増えるため、アニメや漫画に興味がない層も巻き込んで盛り上がりを見せそうだ。(記事:高塔・記事一覧を見る)
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