TVアニメ『転生したらスライムだった件』第3話「ゴブリン村での戦い」【感想コラム】

2018年10月31日 13:16

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TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第3話「ゴブリン村での戦い」【感想コラム】

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 ヴェルドラを無限牢獄から解放するため、捕食者のスキルを使い胃袋に収めて解析を始めたリムル。封印の洞窟の近くで、ヴェルドラのことを神として崇めながら暮らす小さなゴブリンの村を危機から守ることになりますが…?

このページの目次
1 TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第3話「ゴブリン村での戦い」のあらすじ2 自分の強さを理解してないリムル3 名付けによる劇的ビフォアアフター

■TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第3話「ゴブリン村での戦い」のあらすじ


 封印の洞窟を出たリムルが出会ったのは、牙狼族の襲撃に追い詰められたゴブリンたち。なりゆきでゴブリンの村を守る戦いの手助けをすることになるリムル。そしてその夜、牙狼族の襲撃が!

■自分の強さを理解してないリムル


TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第3話「ゴブリン村での戦い」【感想コラム】
 手始めに、負傷した村の戦士たちをヒポクテ草で作って貯めておいた回復薬を使って治療。その後は村の周囲に柵を作って守りを固めます。

 牙狼族の群れの長は、ジュラの大森林を支配する野望の足掛かりとして村を狙っていました。その襲撃に対処するため、リムルは柵を作るとともにスキル“鋼糸”を張り巡らせ、不用意に突っ込んできた狼たちを斬り裂くとともに内側からゴブリンたちが弓で射るという二段構えの守備を整えていたのです。そして、鋼糸の奥には更に“粘糸”を仕込むことで確実に動きを止めさせ、使い込んだ“水刃”で首を落とすという手段で仕留めるのでした。

 ボスをあっさりと仕留めたことで、リムルは牙狼族に戦いを諦めさせるべく「服従か死か」の選択肢を示しますが、内心は一斉に襲われたらどうしようとやや後ろ向き。逃げていって欲しいので、ボスを捕食してスキルを取得し“威圧”を仕掛けることに。本人、威力の調節とか考えてないみたいでゴブリンたちにまで余計な被害が行ってるよ!

 威圧が強すぎたのか、牙狼族の忠誠を得てしまったことで戦いはあっさり終わりを告げます。狼耳と尻尾の生えたスライム可愛いな。

 戦いはあっさり終わったものの、ゴブリンと牙狼族を配下に収めてしまったリムル。どうやって面倒を見るのか考えた結果、ゴブリンと狼でペアを作ることで手助けし合うように配分します。そして、衣食住を確保するためにチーム分けすることを考えますが、誰が誰だか分からないという問題に直面。

 ここで問題なのが、この世界では『魔物は普通名前を持たない』ということ。名前が無くても意思疎通が出来るので、本人たちは不便を感じていないのですね。そして、『名前を付ける』というのは実はひどく重要なことだったりするのです…

■名付けによる劇的ビフォアアフター


TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第3話「ゴブリン村での戦い」【感想コラム】
 名前がだんだん適当になりつつも、村の住人全員に名前を付けたリムル。牙狼族のボスの息子にランガと名前を付けたところで、魔素切れを起こして半分気絶したような状態になってしまいました。というのも、『名前を付ける』のは名付け親の魔素(生命力)を与えることになるので、普通は気軽な行為ではないのです。名前を付けられた方は、名付け親の魔素を奪うことで進化することが出来るため、3日後にリムルが起きたときにはゴブリン村の住人達は皆揃ってホブゴブリンとゴブリナ、牙狼族は嵐牙狼族(テンペストウルフ)になっていてビックリすることに。といっても、本人たちも自分達の力をまだ持て余しているのか、ランガが尻尾ブンブンを振るだけで家が吹っ飛ぶという大惨事。

 ランガにしか名前を付けていないのに種族全体が進化したのは、牙狼族が“全にして個”という特性を持つため、長の名は群全体の種族名になったからだそうですが…ランガ、うっかりさん…?

 日本での持ちネタが通じないことに軽いショックを受けつつ、生活環境を整えるという当面の目的のため手始めに3つのルールを設けることにします。

 ひとつ、『人間を襲わない』。ふたつ、『仲間内で争わない』。みっつ、『他種族を見下さない』。

 人間を襲わないというのは、リムルが前世で人間だったことも関係ありますが、人間と敵対して攻撃を受けるのを避けるためと、良い関わりを持った方が得なのが理由。

 他種族を見下さないというのは、弱い種族と見下して、向こうが強くなったときに反撃されないため。いずれも、これから平和に暮らしていくためのきちんとした理由のあるルールですね。

 自分で統治など出来る自信のないリムルは、元々村長という役目についていたリグルドをゴブリンロードに任じ、皆を治めるようにと指示を出します。本人にとっては丸投げなんですが、適任者を配置する。という一番大事な部分、人を見る目が確かなんでしょう。

 村の防衛や食料調達はうまく行っているんですが、家を建てるのと衣服の製作がなかなかうまく行きません。掘っ立て小屋を建てたものの、グラついてぺしゃんこに潰れてしまいました。衣服の方は、女性たちが人間的な体型になったので胸と腰を覆うだけの簡単な服では目に毒というもの。

 要するに、技術を持った者が村にいないというのがうまく行かない原因。器用な種族と取引をしたことがあるというので聞いてみると、ドワルゴンに住むドワーフたちだというのでリムルは有名どころに興奮。とりあえずランガたちの背中に乗って会いに行くことにするのでした。

タイトル
転生したらスライムだった件

原作
伏瀬(原作者)、みっつばー(小説挿絵)、川上泰樹(漫画版)

監督
菊地康仁

副監督
中山敦史

シリーズ構成
筆安一幸

出演
リムル=テンペスト・岡咲美保
大賢者・豊口めぐみ
ヴェルドラ=テンペスト・前野智昭

その他の情報
http://www.ten-sura.com/

 TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第2話「ゴブリンたちとの出会い」【感想コラム】

(あにぶ編集部/如月)

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