【銘柄フラッシュ】リリカラなど急伸しアイチコーポは減益でも順調とされて高い

2018年10月29日 16:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10月29日は、大京<8840>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、筆頭株主のオリックス<8591>(東1)による完全子会社化をめざすTOB(公開買付)を材料にTOB価格(1株2970円)に向けてストップ高の20.9%高(500円高の2896円)。

 2位は日本システムウエア(NSW)<9739>(東1)の14.1%高となり、11時半に第2四半期決算を発表し、後場から急伸して一時ストップ高の400円高は23.2%高。

 3位はアイチコーポレーション<6345>(東1)の13.5%高となり、26日に発表した第2四半期決算は2ケタ減益だったものの「四季報」など大方の予想を上回ったことなどが言われて急伸。

 幸楽苑ホールディングス<7554>(東1)は前週末の連結業績見通しの増額などが好感されて11.2%高。フジッコ<2908>(東1)は13時に発表した第2四半期決算が好感されて10.4%高と急伸。

 アイケイ<2722>(東2)は一時ストップ高の15.9%高と急伸し、中国の化粧品孫会社が行った現地でのイベントで生放送と販売を行い680万人の視聴で認知度拡大に成功と26日に発表したことなどが注目されて大引けも7.7%高。ロブテックス<5969>(東2)は5.7%高となったが出来高が少なく、日頃から値のつかない日も多いため2013年の創業130周年が意識されたとの見方。JFEシステムズ<4832>(東2)は25日に発表した四半期決算が連日好感されたほか、サイバーセキュリティ関連分野を専業他社と協業で開拓との観測が言われて3日続伸。

 イーソル<4420>(東マ)は10月12日に新規上場し、その後ほぼ上値・下値ともセリ上げて好調なことなどが注目されて13.8%高となり高値を更新。フィンテック グローバル<8789>(東マ)は「ムーミン」のテーマパークを開発する関連会社とソニー<6758>(東1)グループのソニー・ミュージックエンタテインメントとの資本業務提携が材料視されて10.3%高と急伸。

 リリカラ<9827>(JQS)は耐震・免振ダンパーのデータ問題を受けて内装の再工事が増えるとの見方が言われて20.1%高となり出直り拡大。ウエストホールディングス<1407>(JQS)は今期・来期とも2ケタ増益の高業績を見込める上、太陽光による電力を一定価格で買い取る制度が2019年から順次終わるのを受けて新たなビジネスチャンス到来との見方があり13.1%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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