TSUTAYA、モバイルバッテリーシェアの「ChargeSPOT Stand」設置 首都圏7店舗

2018年10月28日 18:05

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QRコードを読み取るだけで利用出来る「ChargeSPOT Stand」(写真:TSUTAYAの発表資料より)

QRコードを読み取るだけで利用出来る「ChargeSPOT Stand」(写真:TSUTAYAの発表資料より)[写真拡大]

 TSUTAYAは26日、INFORICHが提供するモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT Stand」を、25日から都内・神奈川県の7店舗に設置したと発表した。

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■ 設置された7店舗

 設置されたのは、TSUTAYA の「三軒茶屋店」、「馬事公苑店」、「赤坂店」、「横浜みなとみらい店」、「はまりん横浜駅店」と、「SHIBUYA TSUTAYA」、「TSUTAYA BOOK APARTMENT」の計7店舗。TSUTAYAは、11月末までに首都圏を中心に58店舗で同サービスを展開すると発表している。

■ 「ChargeSPOT」の使い方と料金

 「ChargeSPOT」を利用するには、まず「ChargeSPOT」アプリをダウンロードし、支払方法を設定する。初回利用時は、保証代金として2,139円(価格はいずれも税込)を預ける。その後、「ChargeSPOT Stand」の設置場所をアプリ内で検索。

 行きたい設置場所を見つけ、到着したら「ChargeSPOT Stand」に表示されるQRコードをアプリで読み取る。すると、「ChargeSPOT Stand」からバッテリーを借りることができる。

 料金は60分で108円。以降48時間以内ならもう108円かかる。料金体系が分かりやすい上に安価だ。もし壊したり無くしたりと48時間以内の返却ができなかった際は、保証代金が徴収される。

 対応する端子は、Micro USB、タイプC、アップルライトニングの3種と、ほぼすべての携帯端末で利用可能だ。

 使用後は、借りるときと同様に「ChargeSPOT Stand」を訪れ、バッテリーを機械横に差し込むことで返却が完了する。バッテリーは借りた場所でなくとも返却でき、「ChargeSPOT Stand」であればどこでも借りて返せる。

■アプリの機能や特典

 アプリ上では、気に入った場所を保存できる。よく行く地域や店を保存しておけば、どこにあったか迷うこともなくなるだろう。また、ユーザーに向けた特典サービスもあり、プッシュ通知やクーポンでお得な情報を受け取ることができる。

■海外にも広がる「ChargeSPOT」

 2018年4月にサービスを開始した「ChargeSPOT」。海外にも広がっており、既に香港では300箇所で導入されている。今後は、マレーシアやタイ等でも展開する予定だ。

 バッテリー切れは、連絡がつかない・確認できないといった様々な不安や問題につながる。安価で手軽な「ChargeSPOT Stand」は、こうした点をサポートしてくれるだろう。(記事:楽趣みくす・記事一覧を見る

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