【銘柄フラッシュ】土屋HDやイトーヨーギョーなど急伸し地震や台風からの復興関連株が活況

2018年9月7日 16:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 7日は、ヴィンクス<3784>(東1)の11.2%高が東証1部の値上がり率1位となり、材料株や好業績株を選別買いする動きが強まる中で、小売店向けのAI需要予測サービス提供開始などに注目が再燃とされて急反発。

 2位はネオジャパン<3921>(東1)の10.4%高となり、5日発表した業績見通しの増額修正が好感されて2日連続大幅高。

 3位はエムアップ<3661>(東1)の9.5%高となり、9月末に同業種のEMTG社を完全子会社化することなどへの期待が高揚とされて高値更新。

 土屋ホールディングス<1840>(東2)はストップ高の37.9%高となり、北海道の住宅メーカーとあって、「北海道胆振(いぶり)東部地震」の復興関連株として注目され連日大幅高。イトーヨーギョー<5287>(東2)は台風21号の災害復興も寄与する関連株とされてストップ高の15.1%高。

 GA technologies(ジーエーテクノロジーズ)<3491>(東マ)は20.5%高となり、投資ファンドのレオス・キャピタルワークスが大量保有報告書で保有を拡大と伝えられて出直りを拡大。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は今9月期の連結業績に上振れ期待があるといった見方があり9.4%高となって高値を更新。

 地域新聞社<2164>(JQS)は8月決算の好調観測などが言われて連日大幅高となりストップ高の19.8%高。キムラ<7461>(JQS)は札幌本社の住宅資材商社とあって、6日未明に発生した「北海道胆振(いぶり)東部地震」の復興関連株として注目が集中し2日連続ストップ高の17.9%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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