【銘柄フラッシュ】大塚家具が思惑高となり日本通信と日本テレホンは中古スマホ流通拡大政策など材料に活況高

2018年8月17日 07:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 16日は、日本通信<9424>(東1)が12.0%高となり、東証1部の値上がり率1位。総務省がスマートフォンなどのナンバーポータブル(番号持ち運び乗換え)の手続きをネット化したり中古スマホ市場の育成を進める方針と伝えられ期待が高揚。

 東証1部の値上がり率2位は新日本科学<2395>(東1)の10.7%高となり、北米法人の再編・合理化の発表が材料視されて戻り高値を更新。

 3位は宅配寿司のライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)の7.0%高となり、4~6月の業績は増収減益だったが、夏に入っては猛暑のため外出を手控えて宅配を活用する動きが増加したと伝えられ7~9月に期待する動きが出たようで急反発。

 MCJ<6670>(東2)は8月初に四半期決算を好感して急伸した相場が絶妙な位置で調整を経て出直ってきたとされ、チャート妙味に加えて好業績の見直し買いが加わった様子で大きく出直り6.2%高。日本モーゲージサービス<7192>(東2)は連続最高益基調の業績と2017年夏以降の右肩上がり基調の中でウネリの谷間は絶好機などとされて5.9%高。

 ブランジスタ<6176>(東マ)は13時から突如急伸してストップ高の16.9%高。スマホクレーンゲーム「神の手」に関する発表があるのではないかなどと噂が乱舞。エクストリーム<6033>(東マ)はスマートフォンゲーム「ラングリッサー」への期待や中国向けからのライセンス収入の予想額などが材料視されて8月1日からほぼ毎日ストップ高となり、16日もストップ高の16.3%高。6倍超に。

 日本テレホン<9425>(JQS)は総務省がスマ―トフォンの中古端末流通市場の活性化を促す方針と伝えられて材料視されストップ高の21.9%高。平山ホールディングス<7781>(JQS)は連続最高益の見通しなどへの注目が衰えず12.7%高の大幅続伸。大塚家具<8186>(JQS)は思惑と憶測が先行の様子だが、後場一段ジリ高基調となり8.1%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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