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北方4島を友好の懸け橋に、4世中学生らが首相を訪問
記事提供元:エコノミックニュース
元北方領土居住者の3世、4世にあたる中学生7人が26日、官邸に安倍晋三総理を訪ね「北方領土が日本とロシアの友好の懸け橋になることを願っています」と直接、総理に話した。
安倍総理は「北方四島を日露の友好の懸け橋にする、そういう思いをどんどん伝えていただきたいなと思います。(政府として)これからもしっかりとこの問題に取り組んでいきたいと思います」と答えた。
安倍総理は、中学生から「日露の友好的な関係、北方領土の1日も早い解決、自由に行き来できる環境、ひとりでも多くの人に北方領土問題の解決に向けて真剣に向き合ってほしい」などの思いを聞き「戦後70年以上経っても、日本とロシアとの間に平和条約がない。領土問題が解決していない。これは異常な状態ということについてはロシアのプーチン大統領と私との間で完全に一致しています」と話し「粘り強くこの問題を交渉し、解決に結び付けていきたいと思っています」と答えた。
また「今年5月にプーチン大統領と首脳会談を行い、四島の共同経済活動は新しい段階に入ったということについて認識を同じくすることができました。また先般、航空機による墓参が実現しました。皆さんにとっては、船で渡るよりも相当楽な形で渡ることができたのではないかと思っております」と少しずつ前進していることも伝えた。(編集担当:森高龍二)
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