ヴィッセル神戸のイニエスタがJリーグデビュー J1リーグ第17節

2018年7月22日 21:31

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 22日、JリーグJ1第17節でヴィッセル神戸に加入したアンドレス・イニエスタがホームのノエビアスタジアムでの湘南ベルマーレ戦に出場した。注目されたイニエスタのデビュー戦であったが、試合は神戸が0-3で湘南に完敗した。イニエスタは後半14分から出場、鋭いスルーパスも随所に見せるが、味方との息が合わず決定機には至らなかった。CKからのダイレクトシュートも見せるが枠を外れ、コンディショニングはこれからとも感じられた。

 試合開始前からイニエスタの途中出場を明言していた神戸に対し、湘南は前半から積極的に点を奪いに行く。前半10分、湘南はショートコーナーからのクロスを坂圭祐がヘッドで合わせ先制する。さらに後半3分、湘南は中盤のパスワークから山崎凌吾が出したスルーパスに反応した齊藤未月がGKの足元を抜けるシュートで追加点を挙げる。

 後半14分、神戸は渡邉千真に代えてイニエスタを投入、会場は大歓声に揺れる。しかし後半22分、湘南はカウンターから交代で投入されたばかりの鈴木国友がPA内に侵入しGKを引き付けながらゴール前のスペースにボールを出す。これを走り込んだフリーの菊地俊介が無人のゴールに流し込んで試合を決定づける3点目となった。

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