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ブロックチェーン技術の新サービス「HecatonCave」をスタート
*17:32JST ブロックチェーン技術の新サービス「HecatonCave」をスタート
ソーシャルゲームとソーシャルアプリの企画・開発・運営を事業とする株式会社スマイルメーカーは、ブロックチェーン技術を応用した新サービス「HecatonCave」を、2018年12月から開始する。それに先立ち、「HecatonCave」を導入したブラウザゲームを2018年8月中旬にリリースする。
「HecatonCave」は、ゲームプレイヤーの端末をマイニングに利用し、ゲームプレイヤーとゲームパブリッシャー(ゲーム販売業者)に利益をもたらし、ブロックチェーン技術の普及に貢献できるサービスのことである。
「HecatonCave」を導入すれば、ゲームパブリッシャーは、ゲームプレイヤーに承認されたうえで、ゲームプレイ体験を阻害しない範囲で、プレイヤーのパソコンなどのゲーム端末リソースをブロックチェーンのマイニングに利用できる。ゲームパブリッシャーの新たな収益源になるというわけだ。
ゲームプレイヤーは、提供したゲーム端末リソースの対価としてゲーム内アイテムなどをゲームパブリッシャーから受け取ることができる。プレイヤーは課金料金を支払わずにアイテムを受け取ることができて、ゲームをこれまで以上に楽しめるようになる。
アイテムに投入する金額の多寡によって生じていた不公平感を改善し、ゲームの健全化がはかれることになる。
スマイルメーカーは、「HecatonCave」が初年度は30社に導入されると見込んでいる。
HecatonCave概要図
□「HecatonCave」の名前の由来とは?
「HecatonCave」は、ギリシャ神話に登場する百の手を意味する巨人の「Hecatoncheir(ヘカトンケイル)」と、英語の「Cave(洞窟)」をベースとしたスマイルメーカー独自の造語である。「多くの人々の手で発掘する洞窟」という意味を込めて命名した。
【ニュース提供・エムトレ】《US》
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