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錦織圭、ウインブルドン初のベスト8進出
9日、イギリス・ロンドンでテニスのウインブルドン選手権4回戦が行われ、錦織圭がエルネスツ・ガルビスに勝利、自身初のベスト8に進出した。世界ランキング28位の錦織は同138位で元同10位のガルビス(ラトビア)に4-6、7-6(7-5)、7-6(12-10)、6-1のセットカウント4-1で勝利した。
錦織はこの大会10回目の出場で初のベスト8、日本人男子がウインブルドンでベスト8に進出したのは、松岡修造以来、23年ぶりである。
第1セットは第5ゲームでガルビスが先にブレークに成功、錦織はブレークバックできず、そのまま4-6で落とし先行される。第1セットが終了したところで、錦織は右肘を治療する。
第2セットはお互いサービスキープを続け、突入したタイブレークで錦織は1-1から連続4ポイントで有利な展開となり7-5で制する。
第3セットもサービスキープが続き連続してタイブレークに突入する。ここでも集中力を見せた錦織が5-2とリードしたところでガルビスが転倒し左膝を傷め治療のため一時中断する。再開後はもつれた展開となるも錦織が4度目のセットポイントを決め12-10の接戦で制した。
第4セット、第2ゲームで錦織はこの試合初めてブレークに成功すると、第4ゲームもブレークに成功する。
左膝を気にしながらのガルビスは終始精彩が無く、6-1で一気に勝負が決まった。
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