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夏休みの海外旅行滞在日数、最長は「マドリード」13日間、最短は「釜山」2.7日
スペインのマドリード。(c) 123rf[写真拡大]
6月29日、関東地方は早くも梅雨明け宣言となった。気温も、気分も夏モード全開。夏の一大イベントといえば旅行と挙げる人もきっと多いはず。オンライン総合旅行サービス「エアトリ」を運営するエアトリが、夏休み期間(2018年7月14日~9月30日)における海外旅行先の平均滞在日数ランキングを調査している。
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夏休み期間における海外旅行先で、最も平均滞在日数が長かったのはスペインの首都「マドリード」(13.0日)だった。第2位は「ミュンヘン(ドイツ)」(11.2日)、第3位「マニラ(フィリピン)」(10.3日)、第4位「チューリッヒ(スイス)」・「スキポール(オランダ)」・「コペンハーゲン(デンマーク)」(10日)、第7位「フランクフルト(ドイツ)」(9.7日)、第8位「ロサンゼルス(アメリカ)」・「シドニー(オーストラリア)」(9.6日)、第10位「ロンドン(イギリス)」(9.5日)という順だった。
「マドリード」は、年間を通じて雨の少ない乾燥した気候。美術館や王宮などの歴史的な文化遺産をはじめ、スペイン国内最大級の闘牛場や巨大なサッカースタジアムなどが点在している。さらに、パエリアやアヒージョなど、日本でも馴染みのある料理を楽しむことができる。見どころが多く、色々なグルメも味わえることから、長期滞在する旅行者が増加しているようだ。
「ミュンヘン」はドイツ南部のバイエルン州にある都市。ドイツでは3番目に大きな都市。旅行客を快く受け入れてくれる雰囲気があり、世界各国から人々が訪れている。サッカークラブ「FCバイエルン・ミュンヘン」の本拠地であり、ドイツ最大のビール醸造所がある。サッカー・ビール好きにはたまらない街だ。
「マニラ」は東洋の真珠と言われる観光の街。フィリピンの首都であり、人口密度の高い港湾都市として栄えている。絶景の海をはじめ、ショッピング、グルメ、エンタメまで、さまざまな人の満足を満たす街でもある。
長期滞在の逆として、夏休み期間中の海外旅行先で、最も平均滞在日数が短かったのは「釜山(韓国)」(2.7日)だった。第2位は「済州(韓国)」・「ソウル(韓国)」(同2.9日)、第4位「台北(台湾)」(3.3日)、第5位「グアム(アメリカ)」・「香港(中国)」(3.9日)の順だ。
滞在日数が短い旅行先は日本から近いアジアの都市が上位を占める。釜山は東京からの飛行時間が2時間15分ほど、短時間で移動できるという点が何よりも魅力だ。韓国も夏は暑いが日本よりも湿度が低めなので、過ごしやすく観光に適しているそうだ。
海外旅行の魅力は「非日常の世界」と力説する人は多い。日常とは違う別世界でワクワクする体験が待っているはずだ。単調で変化のない生活から離れたいと思ったら、ぜひ海外旅行を計画してはみて欲しい。長期、短期の休み、人それぞれとれる日数が違うだろう。その際は上記のランキングもぜひ参考に!(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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