【銘柄フラッシュ】アルデプロなど急伸し曙ブレーキは新構造の開発など材料にストップ高

2018年6月13日 16:47

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 13日は、東証1部の値上がり率1位に曙ブレーキ工業<7238>(東1)が入り、新構造の軽量・安定作動ブレーキに関する報道を受けて朝方から大引けまでストップ高の34.9%高。

 2位はライフスタイルショップなどのミサワ<3169>(東1)となり、12日に発表した第1四半期決算の大幅増益が材料視されて朝方からストップ高が続き18.7%高。

 3位はシンクロ・フード<3963>(東1)の14.2%高となり、引き続き経産省が選出する「攻めのIT経営銘柄2018」の中の「IT経営注目企業」に選定されたことが言われて安値圏からの出直りを継続。

 アルデプロ<8925>(東2)は10月下旬開催予定の株主総会での承認を経て「ホールディングス」(持株会社)に移行する予定で、不動産事業の単独展開から新たに物件を活用した民泊事業のほか、フィンテックの分野や再生可能エネルギー事業への参入を検討することが注目されたようで、株価2ケタの手軽さもあり15.9%高。インタートレード<3747>(東2)は外為売買システムや証券ディーリングシステムのIT(人工知能)応用による更新需要などが言われて大きく出直り14.7%高。

 アプリックス<3727>(東マ)は17.1%高となり、11日付で屋内測位・位置情報システム市場向けソリューションの開発を開始し「groma(仮称)」を発表したことが連日注目されたようで大幅続伸。SKIYAKI<3995>(東マ)は株式5分割が材料視されてストップ高の15.8%高。

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は同社創出の新薬候補の物質特許成立が注目されて11.4%高。システムズ・デザイン<3766>(JQS)は「知識検索型AI」などが材料視されて5月末から6月初に急伸した相場が再燃とされて9.4%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】FCMは18年3月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性(2018/02/20)
【株式評論家の視点】日本システム技術は第3四半期営業黒字転換、昨年9月の下値圏に届き値ごろ感(2018/02/08)
カチタスはニトリの家具・インテリア付き中古住宅の販売に期待感、2600円どころが下値圏(2018/02/13)
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事