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レオパレス21、任天堂、gumiなど/本日の注目個別銘柄
<8848> レオパレス21 753 -71大幅続落。1996-2009年の同社施工物件の一部において、建築基準法違反の疑いのあるものが発見されたと発表している。小屋裏の界壁施工が必要でありながら、界壁を施工していないか、または施工が不十分であるものが発見されたようだ。すでに調査を終えた290棟のうち、38棟で界壁がないなどの不備があったもよう。調査・補修費用などのコスト増加に加えて、信頼低下による顧客離れリスクなども警戒される状況に。
<5202> 板硝子 1075 -24大幅続落。イタリアの政局不安に伴うユーロ安の進行が売り材料視されている。イタリアでは7月にもEU離脱を焦点とする総選挙の可能性が浮上しており、EU存続への懸念にもつながる形から、ユーロ/円は124円台にまで一時下落している。同社は欧州地域の売上構成比が40%に達し、収益面での稼ぎ頭ともなっていることから、ユーロ安デメリットが大きい銘柄と位置づけられている。
<3903> gumi 978 +36大幅反発。仮想通貨・ブロックチェーン事業に参入すると発表、期待材料と捉える動きが先行した。具体的な事業内容は未定だが、仮想通貨・ブロックチェーンに関するコンテンツの自社開発などの展開を見据えて、将来の収益機会を確保するべく参入するもよう。子会社で仮想通貨ファンドを組成し、仮想通貨投資を開始したとも発表している。前日に安値を更新するなど調整場面が続いていたなか、格好のリバウンド材料となる形に。
<3221> ヨシックス 3545 +355大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューを3600円から4300円に引き上げている。ここ数年は大量出店を続けてきたにも関わらず、総資産経常利益率など収益性の向上が図られ、中期的にも収益性の改善が期待できるなどと評価している。今期営業利益は会社計画の18.6億円を上回る19.5億円、前期比18.5%増益を予想、来期も28%の大幅増益が続くとみている。
<8851> アーバンライフ 1135 +150ストップ高。固定資産の譲渡に伴う業績修正を発表している。賃貸事業の主力である東神戸センタービルを約70億円で譲渡、譲渡益が34億円程度発生することになるようだ。賃貸収益の減少で、今期営業利益は5.4億円から3.1億円に下方修正だが、最終利益は4.5億円から31.1億円に大幅上方修正。財務体質の抜本的な改善につながり、累積損失一掃による今後の復配期待なども高まる状況のようだ。
<6841> 横河電 1960 -4もみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価を2300円から2700円に引き上げていることが支援材料となっている。競争力の高いLNG関連での受注回復が業績ドライバーになるとの見方を強めているようだ。世界的なガス需要の高まりから、足元で大型LNG開発投資の動きが鮮明化しており、同社制御事業の受注増加が期待できるとしているもよう。
<7974> 任天堂 44240 +1840大幅続伸。出資企業のポケモンが「ポケットモンスター」シリーズの新作を「ニンテンドースイッチ」向けに発売すると発表。まず、宝探しゲーム「ポケモンクエスト」の配信を30日に開始、6月末にはスマホ向けにも配信予定。さらに、11月16日には、「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ」を発売。人気のポケモンソフトの投入で、クリスマス商戦でのスイッチ販売拡大が期待される状況に。
<4208> 宇部興 3170 -160大幅続落。子会社の関東宇部コンクリート工業が製造する生コンについて、国交相認定およびJIS認証の仕様への不適合が判明と発表。供給先の宇部マテリアルズの報告によって異産地骨材の混入を17年11月に認識していたようだが、18年4月まで異産地骨材を使用した生コンの出荷を継続していたもよう。今年2月には、ポリエチレン製品の一部で虚偽データを記入していたとも発表しており、信頼の失墜が懸念される状況に。
<8306> 三菱UFJ 661 -23.3大幅続落で3月26日の年初来安値を更新している。イタリアの政局不安などを背景に米国債に資金が流入しており、前日の米国市場では米10年債利回りが前週末比0.15pt低下の2.78%台まで急落した。これを受け、ゴールドマンやシティなど米国金融株は総じて売り込まれる展開となり、東京市場の金融株にも影響が波及する形となっている。保険や銀行セクターが業種別下落率の上位に。《DM》
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