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コメダ珈琲の利用者が大きく増加 コーヒーチェーン店の利用調査
マイボイスコムの調査によると、よく利用するコーヒーチェーン店で、スターバックスとドトールに次いで、コメダ珈琲を選んだ人が大きく増えていることが分かった。
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■ほぼ毎日利用する人は0.9%
15日、マイボイスコムが「コーヒーチェーン店に関するアンケート調査」の結果を発表した。これは、4月1~5日の期間に、10代から70代の男女1万765人を対象として行われたもので、今回が5回目。
コーヒーチェーン店の利用頻度では、ほとんど毎日が0.9%で、前回の2015年調査から0.1ポイントの減少だった。また週に3~4回が2.2%(2015年比:+0.3)、週に1~2回程度が7.0%(同+0.4)、月に2~3回程度が13.3%(同-0.5)、月に1回以下が36.8%(同-0.3)、現在は利用していないが23.9%(同-0.1)、利用したことはないが15.9%(同+0.3)と、2015年と比較して大きな変化はみられなかった。
■6割がスターバックスを利用
コーヒーチェーンを利用している人に、直近1年間で利用したことのあるコーヒーチェーンを尋ねたところ(複数回答可)、最も多かったのはスターバックスコーヒーで62.2%。以下、ドトール(50.2%)、コメダ珈琲(39.0%)、タリーズ(30.8%)、サンマルク(25.1%)、星野珈琲店(14.0%)、ベローチェ(12.6%)、上島珈琲(12.5%)、プロント(12.2%)、エクセルシオール(11.6%)と続く。
■コメダ珈琲が躍進
スターバックスとドトールは、過去の調査でも変わらず1、2位となっているものの、毎回数字を落としている。スターバックスは2011年:67.3%、2012年:65.1%、2015年:64.6%、2018年(今回):62.2%、同様にドトールは56.4%、54.8%、54.0%、50.2%だ。
一方、3~5位のコメダ珈琲、タリーズ、サンマルクは数字を上げている。特にコメダ珈琲は、2011年:13.7%、2012年17.1%、2015年:27.1%、2018年(今回):39.0%と、3年前と比較して11.9ポイントも伸ばし、7年前から3倍近くとなっている。
調査によると、「『スターバックスコーヒー』『タリーズコーヒー』などは、女性若年層での比率が高い」、「中部、北陸では『コメダ珈琲店』の比率が高く、中部では1位」という。
■ドトールは価格、上島珈琲店は味、星野珈琲店は雰囲気
コーヒーチェーンの利用パターンでは、「利用するチェーンをほぼ決めている」人は23.7%、「いくつかのチェーンのうち、どれかを利用する」人は41.3%だった。その反対に「特に決めていない」人も32.4%いた。
チェーンの重視点では、『上島珈琲店』『珈琲館』主利用者では「コーヒーの味・品質」、『カフェ・ベローチェ』『ドトールコーヒーショップ』『プロント』主利用者では「価格」、『星乃珈琲店』主利用者では「店の雰囲気」「居心地のよさ」の比率が高い傾向にあるという。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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