日本女子、中国に1-3で敗れ準優勝 世界卓球選手権

2018年5月6日 10:20

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 5日、スウェーデン・ハルムスタッドで行われた世界卓球選手権女子決勝で日本は中国と対戦、1-3で敗れ準優勝に終わった。日本は3大会連続の準優勝であったが、王者中国から貴重な1勝を挙げた。
 
 第1試合、伊藤美誠が劉詩ブンと対戦、日本選手に37連勝中の劉詩ブンから第1ゲームを先取するも第2、第3ゲームを奪われる。第4ゲームを伊藤が奪い返すも第5ゲームは終始リードされる展開となり8-10とマッチポイントを握られる。ここから伊藤が4ポイント連取しゲームカウント3-2の大逆転勝ちで先に勝利を挙げる。

 第2試合、平野美宇が丁寧と対戦、第1ゲームを6-11で先取される。第2ゲームは平野が粘りを見せるが、10-12で奪われる。第3ゲームは平野が劣勢から連続ポイントで逆転、ゲームポイントも握るがここから粘られ11-13と逆転され、0-3のストレートで敗れる。

 第3試合、石川佳純が朱雨玲と対戦、石川は多彩なサーブと前後左右に打ち分ける早い攻撃に翻弄され0-3のストレートで敗れる。

 第4試合、後がなくなった日本は平野美宇が劉詩ブンと対戦、第1ゲーム、第2ゲームをいずれも6-11で奪われる。ミスの少ない劉詩ブンに対し、平野はバックハンドが安定せず苦しい展開となる。第3ゲームは平野が優勢に試合を進めるが、終盤の連続ポイントで逆転され10-12で奪われ、0-3のストレートで敗れた。

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