なでしこジャパン、ベトナムに4-0で圧勝 女子サッカーW杯最終予選

2018年4月9日 06:54

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 7日、ヨルダンで行われた女子サッカーアジア大会グループリーグ第1戦で日本はベトナムと対戦、4-0で圧勝する好スタートを切った。W杯最終予選となる今大会では、グループリーグで2位以内に入ればその時点で予選を突破することになる。日本はベトナム戦の後、韓国、オーストラリアと強豪との対戦が組まれているため得点差をつけての勝利が求められる試合だった。

 前半3分、日本は阪口夢穂からのロングパスを収めた岩渕真奈が増矢理花へバックパスをする。そこからボールを受けた横山久美がシュートすると、GKを弾く先制ゴールとなる。前半17分、日本は再び阪口からのロングパスを収めた岩渕がドリブルでDFを抜き去りPA右から低いクロスを入れる。これを走り込んだ中島依美がGKと交錯しながら足で合わせて追加点を奪う。

 日本はシュートは放つもポストに当てるなどしてなかなか3点目を奪えない。後半12分、日本は横山のCKがDFに当たって逆サイドにこぼれたところを猶本光がダイレクトで折り返すと、岩渕が足で合わせてようやく3点目を奪う。後半21分、日本は岩渕からのスルーパスに反応した鮫島彩が受けそのままシュート、GKに弾かれるもこぼれ球を投入されたばかりの田中美南が押し込んで4点目。

 この後、菅澤優衣香、川澄奈穂美を投入し追加点を奪いにかかるも、シュートがバーを叩くなどして4-0のまま試合を終えた。

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