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ゆるキャン△OP「SHINY DAYS」が2018冬の"覇権アニソン"に
音楽ダウンロードサービスを提供する「mora ~WALKMAN 公式ミュージックストア~」は、2018年1月期のアニメソングから、ダウンロードランキングTOP10を発表した。
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今期も多数あるアニソンの中から「アニソンの覇権」をめぐる熾烈な戦いを制したのは、ゆるキャン△のOPである「SHINY DAYS」(亜咲花)だ。以下は、2位がポプテピピックのOP「POP TEAM EPIC」(上坂すみれ)、3位がFate/EXTRA Last EncoreのOP「Bright Burning Shout」(西川貴教)となっている。
■「SHINY DAYS」の特徴
アニメソングのOPは、今や音楽界全域の主流となっているEDM色の強い楽曲であることが多く、勢いのあるロックテイストのものが比較的注目を集めやすい傾向にある。
しかし、今回のランキングを制した「SHINY DAYS」はイントロのアコースティックギターが印象的で、一昔前のミドルテンポのJ-POPの風潮を感じさせるような素朴なニュアンスがある楽曲と言える。
ボーカルの亜咲花の声も、現在ではハイトーンな声であることが多いアニソン系歌手の主流と違い、中低音域の落ち着きのある声である。このように少々異色とも言える楽曲ではあるのだが、むしろそれが他の楽曲との差別化に繋がり結果的にはアニソン覇権を手にしたのかもしれない。
■OP映像の変化が話題に
ランキング発表の前に「SHINY DAYS」が話題を集めたのがOP映像の変化である。ゆるキャン△は「各務原なでしこ」と「志摩リン」のダブルヒロインの出会いから物語が始まり、徐々に2人の仲が深まっていく。
そしてストーリー中の2人の関係性に呼応して、OP映像の中でも変化があった。志摩リンがスマホでなでしこに「キャンプへ行こう」と誘われ、第1話〜7話でリンは「やだ」と返信するのだが、8話からは「考えとく」に変わっているのだ。
OP映像の中の一瞬の出来事で本当にミクロな変化だが、コアなファンの中には気づく人もいたようで、Twitterなどで話題となった。今回のランキング結果にも多少は影響しているのかもしれない。(記事:野崎 隆央・記事一覧を見る)
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