dアニメ2018年冬アニメランキング発表 各部門1位作品の見どころを解説

2018年3月17日 20:40

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 dアニメで配信されている2018年冬アニメの部門別ランキングが発表された。「今期で笑えたアニメ」「今期で萌えたアニメ」「今期で燃えたアニメ」「今期で感動したアニメ」の4部門からアンケート形式での投票を集め、見事1位に輝いたアニメ4作品のあらすじと見どころを解説する。

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■笑えたアニメ1位「ポプテピピック」

 「笑えた」部門ではポプテピピックが1位に輝いた。なお、この部門でポプテピピックは男女別でのランキングでも共に1位を獲得し、他のアニメを圧倒している。見どころは毎回変わる声優と、様々な人気アニメをパロディーにしているという点だろう。「今度の声優は誰だろう?」「次はなんのアニメが餌食に…」という視点で楽しんでいる視聴者が多い。

■萌えたアニメ1位「ゆるキャン△」

 「萌えた」部門で1位に輝いたゆるキャン△はほのぼの系のアニメで、キャンプという珍しいテーマを題材にしている。

 真冬の寒空の下で一人キャンプをすることが趣味なクール系少女の「りん」と、引っ越してきたばかりで、りんとの出会いでキャンプに興味を持った元気少女の「なでしこ」のダブルヒロインと、野外活動サークルのメンバーのやりとりを可愛らしく描いている。

■燃えたアニメ1位「オーバーロードII」

 4部門中唯一、第2期のアニメであるオーバーロードII。2138年の日本で大人気の仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」はサービス終了を迎えようとしていたが、その世界にログインしたまま取り残されてしまった一人のプレイヤー、彼はアインズ・ウール・ゴウンと名乗り、仲間たちとともに製作したNPCとともに世界を手中に入れることを誓う。

 第2期はアインズを取り巻く、個性的かつ強力なNPCキャラたちの活躍が目立ち、ユグドラシルの世界観をより緻密に描いているようだ。

■感動したアニメ1位「宇宙よりも遠い場所」

 そして「感動」部門では宇宙よりも遠い場所が首位を獲った。ごく普通の女子高校生である4人の少女が、宇宙よりも遠い場所「南極」を目指す物語だ。

 設定は非常に独特だが、内容は決してふざけているわけでなく少女たちは本気で「南極」に行こうとしている。個性の違う4人の少女が成長していく様が繊細に描かれていて、視聴者が自身を素直に投影できるようなキャラクター設定が見どころである。(記事:野崎 隆央・記事一覧を見る

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