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仮想通貨の採掘をバックグラウンドで行うツール同梱のフリーウェア登場
無料で配布されるフリーウェアから収益を上げる手法として、古くから広告表示や無関係なソフトウェアやマルウェアをインストールさせてアフィリエイト収益を得るといったものがあるが、新たに仮想通貨をバックグラウンドで採掘させるという手法が登場したようだ。窓の杜によると、Windows向けの動画キャプチャーツール「oCam」のインストーラに仮想通貨「Monero」をマイニングするツール「BRTSvc」が同梱され、デフォルト設定ではこのツールがインストールされる仕様になっているという。
このツールはWindowsのタスクスケジューラ経由で自動的に起動されるが、ウィンドウやタスクトレイアイコンなどには一切その痕跡は表示されないという。さらに、少なくない量のCPUパワーを使用し、スリープ状態への移行の妨害なども行うようだ。BRTSvcはセキュリティソフトによる検出対象にもなっているとのこと。
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