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「イーサリアム」特化の仮想通貨ウォレット「HB Wallet」、10万DLを突破
(画像: バコオアーの発表資料より)[写真拡大]
バコオアーは7日、仮想通貨(暗号通貨)ウォレットアプリ「HB Wallet」のダウンロード数が10万を超えたと発表した。
昨今の仮想通貨流出ニュースの影響もあり、不正アクセスなどを防止するためのウォレットアプリのダウンロードが増えている。「HB Wallet」は、仮想通貨「イーサリアム」に特化したウォレットアプリだ。
●10万ダウンロード超えたウォレットアプリ
仮想通貨は、円やドルのように中央政権が発行している通貨ではなく、世界中のパソコンやコンピューターがインターネットでつながることにより管理されている。
今年1月に、大手取引所のコインチェックが仮想通貨「NEM」を大量に流出させてしまったことで危機管理の必要性が高まっている。
HB Walletは、仮想通貨を安全にストックさせておくためのスマートフォンアプリだ。iOS版とAndroid版が用意されており、10万ダウンロードを超えたことにより、「イーサリアム」に特化したものとしては、ダウンロード数で国内で第1位の国産ウォレットアプリになったという。
●HB Walletの優れた点
HB Walletは生体認証の機能が付いており、スマートフォンや携帯電話の写真機能で読み込むQRコードにも対応している。
パスフレーズから仮想通貨を復元することが可能で、通貨をいつ送信や受信したかを一覧で確認することが出来る。
日本語をはじめ8つの言語に対応。また、暗号通貨相場は100種類チェックできる。
●仮想通貨とバコオアー
仮想通貨は、ブロックチェーンと呼ばれる技術で結ばれたコンピューターとインターネットを使って発行されている新しい通貨だ。ブロックチェーンは日本語では「分散型ネットワーク」と言い変えることができ、ビットコインをはじめとする仮想通貨のための「多くの個人が集まって利用することの出来る台帳」というイメージだ。
バコオアーは、兵庫県神戸市に本社を置き、2017年2月に設立。iOSやAndroidアプリなどの開発を行っている。
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