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これからの駅ビルはコト消費型!JR土浦駅に「PLAYatre」が開店
1階のフロアイメージ。(写真:アトレ発表資料より)[写真拡大]
アトレは、JR土浦駅ビル「ペルチ土浦」を改装し、体験型サイクリングリゾートとして3月29日開店する。
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■全長180kmのサイクリングコースのスタート地点
この改装により、「ペルチ土浦」は「PLAYatre TSUCHIURA」として生まれ変わる。3月の改装では、サイクリングに特化したベースキャンプがB1Fと1Fにまずオープンする。シャワー、コインロッカー、レンタサイクル、サイクルショップ、サイクルカフェなど、サイクリングを楽しむための施設が充実。
2019年秋以降には、サイクリングホテル、レストラン、茨城の人気店を集めたフードマーケットなどを続々オープン予定である。「つくば霞ケ浦りんりんロード」という、全長180kmのコースのスタート地点でもある施設は、賑わいを創出できそうだ。
■開発ヴィジョンは「地域再生」
JR土浦駅は東京から電車で最短49分と近く、自然に溢れた環境を持つ。自転車の乗入れや持込みが可能な館内は、駅と街に賑わいを創り出し、観光や交流の拠点としての新しい駅ビル像を提案。
「PLAYatre TSUCHIURA」の開発ヴィジョンは「地域再生」と「地域価値創造」。サイクリングを中心としたアクティブなライフスタイルを提案することで、街の活性化と成長に寄与したい考えだ。
■これからの駅ビルはコト消費型へ
「PLAYatre」の核施設である「りんりんスクエア土浦」は、茨城県が設置する日本最大級のサイクリング拠点となる。ここにはサイクリングコンシェルジュが常駐し、周辺の観光名所やサイクリングコースの案内などをアドバイス。サイクリングや街の楽しみ方についての情報が提供され、サイクリスト向けのサービスがワンストップで提供される。
この施設はアトレが指定管理者として管理運営を行うが、こうした官民一体な地方創生への取り組みは、関心を集めそうだ。駅ビルがショッピングではなく、「コト発信」や「体験の提供」を目指すことも、新しい試みとなるだろう。モノを売る従来型とは異なる「コト消費型駅ビル」として、「PLAYatre」の今後に注目したい。(記事:stellarlight・記事一覧を見る)
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