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【注目銘柄】セックは04年来高値圏、18年3月期大幅増収増益予想、3Q累計高進捗で通期予想に再増額余地
セック<3741>(東1)に注目したい。リアルタイムソフトウェア技術に強みを持つシステム開発会社で、モバイルネットワーク、インターネット、社会基盤システム、宇宙先端システムの分野に展開している。18年3月期大幅増収増益予想である。第3四半期累計が高進捗で通期予想に再増額余地がありそうだ。株価は04年来の高値圏だ。上値を試す展開が期待される。
■18年3月期大幅増収増益予想、3Q累計高進捗で通期再増額余地
18年3月期の非連結業績予想(1月22日に増額修正)は、売上高が17年3月期比11.9%増の49億50百万円、営業利益が27.0%増の5億50百万円、経常利益が31.5%増の6億円、純利益が30.4%増の4億10百万円としている。配当予想(1月22日に増額修正)は、東証1部指定記念配当10円を含めて6円増配の年間42円としている。
第3四半期累計は、売上高が前年同期比16.5%増の36億48百万円、営業利益が47.6%増の4億20百万円、経常利益が52.1%増の4億60百万円、純利益が52.8%増の3億18百万円だった。
モバイルネットワーク分野では移動体通信事業者向けサービス系の開発が好調に推移している。官公庁案件を中心とした社会基盤システム分野と、車両自動走行やロボットの研究開発案件が好調な宇宙先端分野も大幅伸長した。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が73.7%、営業利益が76.4%、経常利益が76.7%、純利益が77.6%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。
■株価は04年来高値圏
株価(17年9月29日付で東証2部から東証1部に市場変更)は、本日2月27日は3515円まで上伸している。04年来の高値圏だ。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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